今日がマヤ暦による地球消滅の日。日本ではそれ程騒がれていないが、中国では社会問題になっているし、世界の各地ではいろいろな動きがある。豪州のギラード首相が冗談とは言え公の場で地球破滅を言いだすなんて、ちょっと茶目っ気が多過ぎたか。
しかし、不思議と言うか、5000年前からの暦が、今日のこの日を最後に終了している、とのこと。マヤ文明が何時ごろ発祥したのか定かには知らないが、いずれにしても1000年以上前の文明がこのような歴を作製し、今日の日がピッタリ冬至の日と合っている。1日の狂いもない。マヤには素晴らしい天文学が発達していたに違いない。
こうした高度な文明も、僅か数百人のスペイン兵の前に遭えなく消滅した。国と国との争いがそれ程なく、戦争と言う手段が木と石と腕力に頼っていたこの国が、鉄砲という強力な武器で攻撃されたら一溜りもない。
人と人の争い、国と国の争いは避けらないかも知れない。しかし、世界連邦を目指している地球は、強力な殺傷能力のある武器を無くし、争いはこうした木と石で行うようになっていけば、悲劇は今よりも少なくなるだろう。