ちゃおチャオブログ

日々の連続

1.16.(水・晴れ)75歳芥川賞、23歳直木賞。大島渚監督の死。ANA緊急着陸。

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芥川賞に75歳の黒田夏子さんが史上最年長で受賞する。又、直木賞にはこれもまた23歳、戦後最年少の朝井リョウさんが選考される。最年長と最年少、面白い取り合わせだが、それぞれの能力と努力が実を結んだ結果だ。祝福したい。
黒田さんの70過ぎてからの創作活動、意欲、前向きな気持ち、は大いに評価したい。世の高齢者のお手本ともなるだろう。
 
大島渚監督死去。80歳。余り良く知らない監督だが、世界的にはカンヌその他の賞を取っていて、有名だ。彼が平成8年に脳内出血で倒れ、その後入退院を繰り返し、リハビリに励んでいたようだが、その間奥さんの小山明子さんが看病し続けたとのこと。平成8年と言うと、今から17年前、彼が63歳の時だ。60代前半で倒れ、殆ど寝たきりの状態になる。自分もいつ倒れるか分からない身であるが、寝たきりで生き続けるのはどうか・・。首を吊る訳にもいかないし・・。
 
ANA機長の英断に感謝したい。以前JAL機が御巣鷹に墜落したが、機の異常、実際は隔壁翼が吹き飛んだのだが、その時、咄嗟に、目の前の浜松空港に緊急着陸していれば、あのような大参事は免れたかも知れない。
異常事態発生の中で無理して羽田まで引き返そうとした機長判断はどうだったか。御巣鷹事故は人災とは言えなかったのか・・。
それに対し今回のANA機長の判断。無理して羽田まで飛行を続けようとしたら、大事故になっていたかも知れない。即座に眼下の高松に緊急着陸した判断は正当だ。100数十名の人命を救った救世主だ。褒めたたいたい。
今は、各航空会社も営利、営業優先よりか、人命優先の思想に大きく傾いているのかも知れないが。
 
 
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