ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(59)嵩山の麓のレストランでの昼食。

嵩山の麓にあった最後の少林寺関係の学校。
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登封の麓から眺める嵩山の威容。
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麓のレストランでこれから昼食が始まる。
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中国人の中に混じって、これから楽しい昼食が始まる。
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いやー、美味しそうな中華料理だ。
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日本のツアーよりか、中国の地元のツアーの方が、良い店に案内してくれる。
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中国語が通じないのでバスがどの辺りをどのように走っているのか正確には知りえないのだが、外の看板等を見ている限りでは、洛陽を出たバスは、古い町並みの工場都市「偃師」(やんし)を通り抜けて、嵩山に入り、約1時間かけて少林寺を観光し、山を下って反対側の町に出たが、そこは古い歴史書などにも出てくる「登封市」だ。

バスは山道を下り切った直ぐの場所にある大きなレストランに横付けし、これから昼食が始まる。山道と言っても両側4車線の立派な道路で、日本の観光地よりも良く整備されている。このレストランも大型の店で、大勢の観光客を一度に収容できるような大きな丸テーブルが何卓もあって、その幾つかには既に別のグループが着席し、賑やかな食事が始まっている。

当方も10人程の丸テーブルの末席に遠慮がちに座り、中国人の中に混じって、テーブル上の料理に長箸を出す。こうして中国人だけの中に混じって丸テーブルを囲むのは初めての経験だ。中国人はガサツで欲深く、自分の食いたいものを我先に取って、他人はお構いなしに全部平らげてしまう、という野蛮な人種かと思っていたが、そうではなかった。至って上品で日本人と変わらない。いや自己中心的で他人のことなど考慮せず、出された皿を一人で抱えてせっせと食べてしまう一部の自分勝手な日本人よりは余程かまともで、洗練されていて、文化的でもあった。

地元洛陽のツアー会社が組んだ1日ツアーで、参加者も地方出身の中国人で、中に英語の分かる人もおらず、彼等と食べながらの会話が弾む、ということもなかったが、上品で、エチケットを弁えた人々と共にした昼食は味わい深いものがあった。

店内には観光客用に掛け軸とか、少林寺関係の小物が土産品として展示されていて、中には興味を引くものもあったが、他の中国人が殆ど関心を示さず、又、店からの売り込みのアプローチもなく、ただ離れた場所で眺めただけだったが、こうした地元の店で買えば、我々日本人のツアー会社に連れて行かれる土産店とは破格に安い値段で売られているに違いない。
 
 
 
 
皆さんお魚も綺麗に平らげました。
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店内には書画骨董など観光客向けの土産品なども展示されていた。
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中国人Onlyの店だから、値段も安いに違いない。
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嵩山の麓では、こうした音楽の祭典なども行われている。
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満足げに店を出るツアーの一行。
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さてこれから最後の訪問先「龍門石窟」に向かう。
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