ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.19.(水・曇)維新・橋下、自民・高市。李登輝。

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維新いよいよ空中分解か? 橋下共同代表が、今度の都議選で惨敗したら、代表の地位を降りる、と表明。都議選で惨敗しなくても参院選で成果を上げられないから、下りることには間違いない。
そもそも時代を担う風雲児橋下が、先の衆院選で、選挙目的で太陽の党、石原と組んだことが間違いだった。同じ右翼だから野合とも言えないが、似たようなものだった。政界で一番若い党首と、一番年寄の、暴発老人とが手を組んだこと自体が間違いだった。
折角の若い芽、次代の日本を担う一人として、国民から嘱望されていた一人ではあったが、こんな形で地にまみれたのは残念だ。雌伏し、再復活を願うしかない。
彼のここ数カ月の慰安婦問題、沖縄問題、オスプレイ、等々、普段の彼には似つかわしくない言動で、世間の注目を浴びたが、言いすぎだった。大向こうの向こう受けを狙った発言だったと思うが、彼をそこまで駆り立てたのは、石原新党との合併が背景にある。そもそも二人の共同代表など無理だ。国際機関ならいざ知らず、政党である以上、党首の主義、主張に賛同するものしか、参加はできないものなのだ。それが二人もいたら、党員は迷ってしまう。
橋下さん、地域政党から再び身を起こし、10年後の起死回生をかなりの日本人は願っていますよ。
 
雨になりそうな曇空。昨日に続き又プールもないので、東図書館へ行く。文芸春秋今月号、余り面白くない。
李登輝の新刊本「最高指導者の条件」と伊波律子さん「一陽来復」を借りる。
李登輝を早速にも読み始める。立派な政治家だ。先ず冒頭で安倍総理へのエール。尖閣は日本の領土であると明言し、中国との共同管理は将来に最大の禍根を残す、と主張している。又、台湾漁民との漁業協定締結の英断を褒め称えている。
台湾地震、東北大震災時の日台両国民の心情に触れた部分もあり、台湾国民は日本の戦前の統治に感謝している、との文言は、彼一人の気持ちを表したものではなく、大半の台湾人が思っていることを表現したものと思う。
もう何年も前になるが、円山ホテルの裏の円山で、早朝の朝暗い内から、何組もの市民がそれぞれ集まってきて、カラオケで日本の歌を歌いながら踊っている。そんな情景を見て、ジーンと感じたこともあったが、今、同じような親愛の情を持って日本に接する李登輝さんの本を読み、ここにも又一人の本当の台湾人がいること知って、嬉しくなった。
 
 
 
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