ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(24)バンビエン、ソン川に架かる木造の橋。

木製の橋を渡って対岸へ出ることにした。
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ああ、向こうから自転車がやってくる。
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夜間用の電球もついているし、立派なものだ。
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支流の先にも橋がある。
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左右に観光施設があるが、穏やかな光景だ。
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ああ支流にかかる橋も中々しっかりした橋だ。
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ブログの知人竜司さんは自然派で、何事も人工の構造物を嫌っている。従って、海岸に防波堤があったり、川に堤防が築かれたりしていると、自然の景観を壊すもの、として極端に反対している。彼の気持ちも分からないものではないが、自然の猛威を制御し、その暴力から身を守るためには、こうした構築物は必要不可欠なものであり、中国では既に3000年以上も前の尭舜禹の時代から行われてきたことである。

それはそれとして、竜司さんではないが、こうして水の澄んだソン川の流れを見、対岸の河原にまで広がっているバンガローなどを見ていると、実際長閑で牧歌的で心休まるものがる。現代の喧騒、近代文明の渦中から逃げてきた人々にとっては、癒される光景だ。向こう岸に渡って河原に出て、身体を水に浸したくなった。

川の上下を見ると2カ所に粗末な木造の橋が見える。ちゃんとしたコンクリートや固定橋はないようだ。通行するのは人と自転車、せいぜいリヤカー程度のもので、車が通らなければこんな程度の橋で十分だろう。ちゃんとした橋を作っても、大水の時には直ぐに流されてしまう。これなら流されてももったいなくはないし、直ぐに又再建できる。

そうして見たところ、川の上流の方の橋が比較的しっかりしている様にも見え、その橋を通って対岸に渡ることにした。ぶらぶらブラブラ、ブランコ程ではないが、かなり揺れる。すぐ下が浅瀬の川だから落ちても心配ない。以前吉野の祖谷の葛の吊り橋を渡ったことがあったが、丁度そんな感じの揺れ方だ。数十年前の記憶を思い出す。童心に帰る思いだった。

対向する自転車を通すため、橋の取っ手に身体をすり寄せて行き交わし、ピクニック気分で対岸に渡る。数人の外人客が河原で水浴びをしている。と見ると、上流からどんぶり子、どんぶり子と浮き輪に乗ったラフテイングの一団がやってきた。
 
 
 
 
支流の橋の上から奔流にかかる橋を見る。その先の山も恰好好い。
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観光客を当て込んでのペンションが沢山出来ている。
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岸辺にはカンナが咲いている。日本のカンナと同じだ。
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熱帯地方であるが、山間の町だから、気候も温暖なのか・・。
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本流に架かる橋。
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ああ、戻ってあの橋を渡らなくては・・。
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