ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(54)「月園」散策。

朝食を終え、更に先に進んで行くと、前方から賑やかな音楽が聞こえてくる。
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近くまで行くと人々が音楽に合わせ踊りを練習している。
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躍っている人たちの奥には何か歴史建物がある。
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「月園」という由緒あり気な建物だ。
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石灯籠に向って運動している人もいる。
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あれ、どこかで見たような石灯籠だが・・。
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巻き寿司も日本と同じように、竹の簀子に海苔を巻き、その上に酢飯と中に具材を入れて簀子を堅く抑えて作るので、作り方も、味も日本のものと変わらない。ひょっとしてこの巻き寿司自体が中学から伝来してきたものではないか、とすら思った。今なお真偽のほどは分からない。

いずれにしても静かな公園の中で、釣り人を眺め、ミューズ像を眺め、竹洲の学校を眺めたりして、ゆっくりと中国巻き寿司を味わい、更に進んで行くと、今度は前方から賑やかな音楽が流れてくる。石で出来た小さな太鼓橋を渡るとちょっとした広場に20-30人の男女がお揃いの衣装を着て、踊りの練習をしている。今日は5月29日、火曜日。普段の日なのに、こうして朝から踊り三昧、優雅なものだ。こうした光景は日本では盆踊りの時以外は殆ど見かけない。

踊りのサークルの場に行くと、奥に古風な門構えの建物が見える。扁額には「月園」とある。又、その前には見慣れた日本の石灯籠が建っていて、珍しいのでしげしげ眺めると浜田市からの贈り物とある。浜田とこの寧波が姉妹都市を結んでいて、その何周年かの記念事業で、贈呈したようだ。 しかし浜田市とこの寧波との結びつきは頭をどう捻っても良く分からない。途方が浅薄なせいかも知れないが・・。

どんな歴史的景観があるのか園内に入ってみる。古い庭園らしく綺麗に整備された庭園は、樹齢を数百年を越えるような松柏の大きな鉢植えが並んでいて、唐宋の頃から引き継がれて来たに違いない。しかし、先刻はあちこちで釣り人を見かけたが、この園内では皆、合気道とか気功、健康体操で賑わっている。釣りの場合は個人で一人一人楽しんでいたが、ここでは皆グループで、小さなもので2-3人から、大きなものになると20-30人の大掛かりなものになっている。皆さん、実に健康的だ。
 
 
 
 
 
友好都市「浜田市」から贈与されたものだ。
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園内は綺麗に整備されている。
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中国的な良い庭だ。
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大きな松柏の鉢植えが遊歩道の両側に並んでいる。
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盆栽はどっちが先だろう。日本の専売特許なのか、中国発祥なのか・・。
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