ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.15(月・晴れ)各地で真夏日。バンプ、ジキルとハイド。

 

今日は又昨日以上に気温が上がる。南風が吹き込んで来たようだ。日本各地、11カ所以上で30度越の真夏日を記録した。この調子で行くと、今年も又猛暑か。40度越の記録をあちこちで更新するかも知れない。暑いのも異常気象だ。熱暑で毎年死人も何人も出る。身体のベンチレーションが機能しなくなるのだ。

 

去年は確か短い秋を飛び越して冬になった。今年は又短い春を飛び越し夏になるか・・。日本が四季の国から段々南方の二季の国になっていくのか・・。一番おいしいお米はもはや新潟の魚沼ではなく、北海道に移っているという。日本で一番住みやすい土地は北海道に移って行くのか・・。ガイアの地球、どこかで悲鳴を上げているに違いない。

 

久し振りにバンプという言葉を聞いた。外国では道路上にバンプという盛り土を作って、車のスピードを下げる工夫をしている。特に住宅地では有効で、前方にバンプがあると運転手は当然スピードを下げて、車がその盛り土に乗り上げて、バン!と飛び跳ねるのを避けるのだ。

住宅街の道路では常識的なこのバンプは何故か日本では採用されない。自分にはその理由が分からない。以前国交省に働きかけも行ったが、どの道行政は動かないので、自分も諦めた。このバンプは米軍基地内とかICUのキャンパス内とか、米国の道路行政では常識になっている。

 

今回、水原一平が賭け屋のボーヤとの間に、掛け金のレベルをバンと一気に引き上げる際の交渉で、このバンプが頻繁に使われていたようだ。道路行政ではバンプは交通安全の目的で、設置されているのだが、この二人の間ではバンプは地獄への一里塚だった。

しかし彼は天才的な詐欺師だ。全く小説の中のジキルとハイドで、一人の人間が昼の顔と夜の顔で、全く別人の顔になってしまう。夜の顔を知らなかった大谷に取っては、米国に於いて最も頼りになって信頼してきた相棒であったのだが、裏の顔は極悪人で、信頼している相手を平然と裏切り、24億円ものお金を盗んだ。自決もしないで、詐欺をした大した悪党だ。

人間の二面性、多面性は多かれ皆持っている。しかし、彼ほどひどい男はいない。大谷に与えた精神的なトラウマは、未だなおバッティングに強い影響を与えている。重大な犯罪だ、日本人の恥さらしだ。病気に逃げ込むのは卑怯だ。きっちり最高刑、30年の禁固を務め、大谷に謝罪すべきだ。

 

 

 

西国観音まほろば奈良の巡礼記(22)壷阪寺境内に巡拝しながら山を下る。

  • 壷阪寺は歴史の古い寺で、古い御堂などが点在している。

  • 宝篋印塔もある。

慈眼堂にお参りする参詣者。

 

若い人のように見えたが、親の視力回復を願っていたのか・・。

 

 

壷阪寺は境内も広く、お参りする御堂も数多くある。一つ一つ巡拝して回ったら、半日は要するだろう。山頂の城跡まで足を伸ばすのなら、1日がかりだ。自分の目的は観光やハイキングではなく、三十三観音霊場御朱印を頂くことだから、先刻、本堂で御朱印を頂いたのだから、本来の目的は既に達せられ、さっさと出口に向かえばよいのだ。霊場巡りツアーなどは時間の制約もあって、サッと本堂に向かい、御朱印を頂いたら、サッと下山して、次の霊場へ向かう。1日に4ケ寺、5ケ寺を巡拝するのだから、そうしないととても二泊三日の日程をこなすことはできない。

その点、一人での巡礼だと自分の足と相談し、他の団体さんに急かされることも無く、自分のペースで回ることができるので気は楽だ。目に付いた建物にカメラを向け、遠くから参拝し、ゆっくりと足を運ぶ。宝篋とか多宝塔、目のお寺だけあって慈眼堂などもある。そうした建物を見たり、両手を合わせたりするだけでも、ちょっとした立ち休みにはなる。しかも下り勾配だから歩くのも楽だ。

漸く山門に続く建物にやってきた。比較的新しい建物で、中には仏教説話に関する絵画とか、経本などが展示されている。インド、アジアからの来訪者にも理解できるように、英語の表記もされている。飛鳥の山中にあるお寺としては、随分と世界に開けているものだ。暫くそれ等の図説とか仏像、説話集などを流し読みし、山門に続く石段に向かった。ここからは、石段下の盲人養老施設の建物も良く見える。多くの浄財で運営されているのだろう。

 

山門上の入り口にやってきた。右手奥に山門に下る入り口が見える。

 

  • 室内には仏教関連の資料とか仏像、写真などが展示されて英語の表示などもあって、外国人にも理解しやすい。

  • 英語の表示などもあって、外国人にも理解しやすい。

  • 眼下に盲老人の養老施設が見える。

4.14(日・晴れ)早くも初夏。中東問題。

 

昨日に続き今日も好天。日中の気温は25度まで上がる。もう初夏の気温だ。昨日に続き今日も野川へ。昨日は8000歩も歩いたので、今日は少なめ。昨日は左側の植物園へ行ったので、今日は右手の森林公園。余り歩かないように、途中まで行ってUターン。

 

桜はほぼ散りかけていたが、ドウダン、水木などが花を付けていて、花壇のチューリップは満開だ。昨日もそうだったが、少し汗ばむ。半袖にすべきだった。沢山の人が公園に出ているが、半数ほどは既に半袖。初夏の到来。今日は5000歩止まり。

 

イスラエルが困った。自分勝手な国で、弱いもの苛めを平然とする。自国内のテロリスト、ハマスなどを攻撃するならイザ知らず、国境を越えての越境攻撃で、シリア領内にあるイラン大使館を無人機で攻撃し、管内にいた過激派何人かを殺害した。

 

各国に設置されている大使館は、国際法上は治外法権で、安全が守られている筈だが、最近はこの国際ルールもしばしばないがしろにされてきている。随分以前にはペルーの日本大使館が過激派に占拠され、大使が人質に取られた。つい先日は同じ中南米のどこかの国で、大使館に逃げ込んだ大統領が、警察官が入り込んで、その大統領を逮捕した。

 

駐在大使館の安全が守られていない事例が散見されるようになってきた。ここへ来て、イスラエルの越境攻撃。国際通例から言ったら、あり得ないことだ。イランが怒り心頭で、イスラエルに反撃しなければ、国内世論が収まらない。で、今日、無人機、ミサイルでの反撃が行われた。幸いに、その場所がゴラン高原に限定されていたから良かった。それに対しイスラエルは報復すると息巻いている。止めるべきだ。イランの攻撃によって、犠牲者が出た訳ではない。これ以上、無闇な殺し合いをすべきではない。

 

中東のきな臭さを先取りして、金曜日のNY市場は大幅安。NYDが一時600ドル以上下げたが、475ドルの続落で終了。NSDも300ポイント以上下げたが、267Pで終了。明日の東京、大幅安で始まるだろう。大阪先物は678円安の38,845円を付けている。4万円の大台が今や霞みつつある。

 

 

4.13(土・晴れ)春の陽気。野川の花も満開。大谷VSパドレス戦。

 

 

昨日までの不順な天候から一転、今日は朝から快晴。日中の気温も上がって、20度近くなる。本格的な春の到来。昨日までの強風で、桜は大かた散ってしまったが、代わりに春の到来を告げる草花が咲くころだ。

 

NHKドジャーズ本拠地でのパドレス戦。山本が投げて大谷が打つ。2塁打にホームラン。その後、パドレスに追いつかれ、7-7で延長戦へ。11回、パドレスに勝ち越され、その裏パドレス点が入らず、7-8で初戦を落とす。山本が投げて、大谷が打って、ドジャーズ負けるとは付いていない。残念だ。だが、大谷は水原一平の24億円詐欺被害はもう吹っ切れたようだ。1000億プレーヤーの大谷からすれば、24億等、爪の垢程度のことだろう。

 

ドジャーズ戦が終わり、午後野川植物園に行く。久し振りだ。大垣旅行前に1度行っているから、もう3週間ぶり位か・・。春の花が何種類も一斉に咲いている。山吹、ヤマブキソウ、踊り子、ホタル草、一毛、一リンソウ、二輪草羅生門カズラ、クサノオウ、思い出せない位沢山の花が満開になっている。

 

急に暖かく成り、春の花が一斉に咲いた感じだ。春の花は短い命。Ⅰ-2週間を懸命に生きて、後の残り11か月と2週間は、地下に沈んで来年の春を待つ。セツブンソウも福寿草も既に花も葉も残さず、跡形も無く消えていた。もう一度会えるのは、来年の2月まで待たなければならない。それまで自分はここに住んでいるのか・・。

 

春の暖かな空気を一杯に吸い込んで、夕方帰宅する。

 

 

4.12(金・晴れ)善意の顔の裏の顔。大谷の精神力。

 

 

今日、水原一平が加州連邦検事により、銀行詐欺罪で訴追された。金額は当初言われていた6億円の4倍の24億円。メキシコ系の検事は滔々と喋り、記者からの質問も流れるように答えていた。左後ろに控えていたアジア系の男性は中国系か韓国系か・・。日系には見えなかった。

 

しかし酷い金額だ。24億円も穴を開けたら、大会社でも左前になる。以前安倍総理がトリクルダウンと言っていた。富める者のお金は滴のように滴り落ち、貧しきを救う。それは川の水が高きより低きに流れるように、自然の事だ。お金も水も重力の法則には逆らえない。

 

川の流れもトリクルダウンも自然の法則ではあるが、今回の水原の詐欺犯罪は全く異なる。ロシアがウクライナのドニエプルのダムを決壊させたような壊滅的なもので、大会社でも倒産するような大災害であって、並の個人だったら、とても耐えられるものでは無い。だが、大谷は顔色一つ変えずに、自分が全く知らない中で詐欺にあったと、記者会見した。24億、普通の人間だったら卒倒するような大被害であるが、彼の精神は冷静だ。この一つ取っても彼の精神力の並みの人間ではない強さを感じる。

 

嵌められた。二重三重に嵌められた。ボ~ヤやなる違法掛け屋は水原にそんな資力は無いのが分かっていて、負けをツケにして貸し続けた。彼を嵌めこみ、足抜け出来ないようにした。そして最後は大谷から上手に回収する手筈を組んだ。

 

水原は水原で、善人、親友の振りを装い、大谷を騙し、信頼させ、大谷の知らない裏側で悪事を働いていた。裏の顔は詐欺師だ。水原がボーヤに嵌められ、水原は大谷を嵌めた。結婚するまでの最大の親友であり理解者だった水原から裏切られた。自分だったら目と舌を刳り貫き、地獄に落としたいと、怒り心頭になる筈だが、大谷はこの点でも冷静だった。怒りの言葉さえ発しなかった。

 

矢張り、彼は人を越えた創造物だ。24億円を失ってもびくともしない。素晴らしいを越えている。世の中には、こうした人間も存在するのだ。今日のこの一件は大谷を更に高みに引き上げた。10億、20億など大谷に取っては目ではない。彼の目指す道はもっと別の高みにある。50本塁打3冠王、連続MVPは正夢でもない何でもない。現実なのだ。

 

 

 

 

西国観音まほろば奈良の巡礼記(21)壷阪寺を下山する。

本堂の横手には重文の三重塔が建っている。

 

約500年前、室町時代の建造だ。

 

三重塔を巻くように釈迦一代記の石版が続いている。

 

  • 途中にはセイロンから送られた仏足石板もある。

     

  • 西国観音霊場第三十三番札所壷阪寺(南法華寺)は標高約600mの高取山中腹にある。標高600mは東京の高尾山とほぼ同じ高さで、過去自分は高尾山には何回となく登ったこともあったが、ここ数年、脚力がめっきり落ちて、もうこれしきの山も登れなくなった。山の中腹にある壷阪寺は標高としては300mもないだろう。高取山頂には城跡もあって、ガイドブックには寺からは1時間も掛からない案内になっている。標高差は300m程だ。自分が情けなくなる。

  • 山頂にある高取城備中松山城岩村城と並ぶ日本三大山城で、今でも立派な石垣が残されている。元気な頃の自分だったら、躊躇せずに登っていた筈だが、ここから更に300m程の山道を登ることを思うと、途端に気が萎えた。山には登らずに、下山するしかない。負け犬の如くに尻尾を巻いて下山する。

本堂の横に重文の三重塔が建っている。これは室町時代後期の建築で今から500年程前の建造だ。その一段低い場所に多宝塔があり、この中には平安時代作成の大日如来像が安置されているが、何故かこの像は重文には指定されていない。この三重塔を囲むようにインド渡来の石板で掘られた釈迦一代記のレリーフが嵌められていて、インドルンピ二に誕生してから、ブッダガヤに寂滅するまでの一生涯が彫刻されていた。

道順にそのレリーフを見ながら三重塔を巻いて、階段を下って行く。前方、下の方に明日香の里山が見える。穏やかな景色だ。瀬戸内を渡ってやってきた原大和人は大和川を遡ってこの地にやってきて、大和王朝を開いた。盆地の周囲を山に囲まれ、そこは古代のユートピアのような平和な里山だった。その平和な情景は今に連続している。嘗て高取さんという東大法医学教室の主任教授がいた。高取先生がこの地に生まれ育ったかは知らない。でもこうした穏やかな田園風景は、立派な人間を涵養する素にはなるだろう。そんなことを思いながら下山した。

 

釈迦五印。自分も覚えなければならないが・・。

 

高台の大仏に向かう門。

 

この先の山道を登って行くと、高取山頂、高取城址に行くこともできるが・・。

 

ここからの飛鳥の眺めは穏やかだ。

 

4.11(木・晴れ)円安153円台。曙54才死。韓国尹大敗。

 

 

昨日の米国CPI,消費者物価指数が予想よりも高い3.5%と前月の3.2%よりも更に高まり、今春予定していた利下げよりもむしろ再度の利上げ観測も出て、NYDは大幅下げ。NYDが422ドル安、NSDも136Pダウンで終わり、今朝の東京に即跳ね返った。

 

日米金利差は当分縮まらいとして、円が大きく下落、1990年6月以来の34年ぶりの円安153円台を付けた。先月34年ぶりに株高の41,000円を付けたが、株高も円安も揃って34年ぶり。ここへ来て、経済が大きく動き出している。

神田財務官が歯ぎしりしているが、この円安153円が一時的なものか、今後更に円安が進むか、タイトロープだ。願わくば、円高に振れてほしいのだが・・。

 

曙太郎亡くなる。まだ54才。こんなに若くして亡くなった。自分よりは24年も若い。7年前北九州で倒れ、緊急入院し、その後、リハビリに務めてきたようだが、療養中に心不全で急死した。ハワイ出身の初の外人横綱。若タケの良いライバルだった。

 

昨日行われた韓国総選挙、尹の率いる与党が大敗。玉ねぎ男と言われたチョブク等の野党が過半数を占める。分からぬ国だ。あざなえる縄のような国だ。隣国ではあるし、着かず離れず付き合って行くしかない。