ちゃおチャオブログ

日々の連続

8月10日(日・雨)台風11号襲撃。板東眞砂子さん。

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ゆっくり台風11号、今朝神戸に上陸。山陽新幹線新神戸ー新大阪間、一時不通。飛行機は各空港で大幅な欠航が出ていて、お盆の帰省客に大きな影響を与えているが、新幹線のストップはこの1区間だkであり、午前中には復旧し、全通した。
今回の台風は雨台風で、西日本各地で大量の雨を降らせているが、幸いに崖崩れ、堤防の決壊等はなく、人的被害は限られている。
小金井は午前中に少し強い雨が降ったが、午後は殆ど上り、風だけがいつまでも強く吹いていた。
栃木、壬生で竜巻のような突風が発生し、家屋が数十棟大きな被害を受けたが、こちらも人身被害はなく、良かった。災害日本、危険は自分で守らなければならない。
 
台風のさ中に地震警報。三陸沖で大きな地震があり、東京地方にも余波が及ぶから注意するような勧告がテレビのテロップに出たり、番組を中断して放送する。
しかし実際はそれ程大きな地震でもなく、青森、北海道で震度5弱。
気象庁も羹に懲りて、ちょっとした地震でも、大地震警報を頻発している。警報だけ出しておけば、後でそれが小さかろうが、どうであろうが、責任を問われることがない。こういうのを役人の無責任体質と言うのだが・・。
 
 
夜、板東眞砂子の「眠る魚」、扉を叩く音、を読む。3.11地震の時にタヒチに住んでいた時の原発問題等に関わる日本人社会の人々の感じ方を描いている。原発是非論、外人と日本人との認識の違いが鮮明だ。
彼女は1958年3月に高知県で生まれ、今年の1月に急逝している。死因、病名は何か分からないが、まだ55歳の若さ。ご冥福を祈る。
小説の中では大震災の後、高齢だった父親の訃報を受け、急遽島から帰国する場面で終わっているが、それから僅かの期間で彼女自身も死んでしまった。
父親とは仲違い状態で、ここ何年もやり取りはしていなかった、と書かれていたが、父親の死に際し、和解は出来たのだろうか・・・。
先日図書館で慎太郎と板東の2冊を借りて来て、慎太郎は既に読み終えたが、内容的には板東の方が中身も濃く、訴えるものがあった。55歳の若さで逝ってしまうとは、惜しまれる才能だ。
 
 
さあ、明日のお金の工面、悩ましい次第だが、それが又現実として、素直に受け入れなければならない。
 
 
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