ちゃおチャオブログ

日々の連続

ボロブドールへの3日間(2)JAL機の上で。

JAL機は殆ど定刻通りに離陸する。
 
 
 
成田周辺の田園風景。
 
 
 
今日はちょっと雲がかかっているようだ。
 
 
 
ああ、これでは外の景色は良く見えない。映画を見ることにしよう。
 
 
 
B777機の畿内モニター。中々見やすい。
 
 
 
早速ビールをお願いしたらサントリーのプレミアムを持って来てくれた。
 
 
 
昼食も中々贅沢だ。
 
 
 
定番のワインもお願いする。
 
 
 
 
JALとJALウエーズの区別は良く分からないが、多分JALWaysが子会社で、アジア近隣諸国を飛んでいるJAL機はJALWays社によりオペレーションされているのだと思う。5月の連休にマニラに飛んだ時もJALウェーズだった。関係ない人にとってはどうでも良い事かも知れないが、当方に取ってはかなり重要だ。何故ならJALウェーズの飛行機には必ず何人かのタイ人スチュワーデスが乗っていて、当方に取っては良いタイ語の実地練習になるからである。

出発予定時間よりも10分も早くゲートが閉じられ、機は滑走路に向かう。外の見晴らしを考え、羽根の上にならないように、後ろの方の席をお願いしたら、そこは丁度後部仕切りボードの直ぐ後ろで、前には座席がなく、広々と足を延ばせられた。天気が良ければ富士山も真横に見えるかも知れない。が、飛行機が安定飛行になったら、眼下一面は厚い雲の上。富士山どころか、地上の一切は見えない。

タイ人スチュワーデスは胸のネームプレートを見なくても、顔だけ見れば直ぐにも分かる。巡回してきたタイ人に早速タイ語で挨拶する。バンコク線でタイ語を話す乗客は何人もいるだろうが、このジャカルタ線とか、前回のマニラ線で、珍しいだろう。

朝からアルコールを飲むのは気が進まないが、国際線に乗る唯一の楽しみはアルコールのフリードリンクであり、早速タイ語でビールをお願いする。「ビールはアサヒ、キリン、どちらが良いか?」と聞かれたので、「アライコーダイ、どっちでも良いよ!」ってお願いしたら、サントリーのプレミアムビールを持って来てくれた。普段家では発泡酒位しか飲んでいないので、このプレミアムビールは嬉しかった。久しぶりの贅沢だ。ついでももう1本追加をお願いした。

暫らくして昼食の時間になるが、外は雲しか見えない。食事をしながら映画を見ることにした。話題のアンジェリーナ・ジョリーが出演する「クレフェシェント」を見るが、宣伝程のことはない。デズニーのファンタジーで、この程度の映画なら、お金を払って映画館へ行くこともない。デズニーのレベルも落ちて来た・・。むしろ面白かったのは、NHKの歴史秘話「信長公記」で、太田牛一の克明な記録により、信長像が現代に蘇る。本能寺の変「是非もない」か・・。明智光秀の首が知恩院に納められたとは、この時初めて知った。

昼酒のせいか、気持ちよくなり、少しまどろむが、機内のざわつきかアナウンスで目を覚まし、眼下を見ると薄雲の間から陸地が見える。アナウンスではボルネオ上空を飛行しているようだ。見はらかす限りの緑の大地。なだらかな起伏の中にくねくねと道路が通っている。こんなジャングルのような島でも人の生活はあるのだ。そして今は未開ではない。道路があるということは車があり、人の往来もある。今や地球上で、秘境などどこにも残されていないだろう。

再び海上に出て、直ぐにも又島の海岸線が見えてきたが、そこはもうジャワ島だ。海岸線に沿って飛行機は走り、人家が密集してきて、水田なのか養殖場なのか、人工的な区画が段々数を増やしてきて、間もなくジャカルタ空港に着陸した。3年振りのジャカルタだ。
 
 
 
 
ボルネオ島の上空。道路なども見える。
 
 
 
こんな密林の中にどんな人々が住んでいるのだろう・・。
 
 
 
次にジャワ島の海岸線が見えて来た。
 
 
 
ああ、雲にかかって良く見えない。
 
 
 
あ! ジャカルタ郊外の団地が見える!
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人口が多いから団地の数も多い。
 
 
 
一戸建ては日本の郊外と変わらない。
 
 
 
サラリーマン生活、人間の営みは日本人もインドネシア人も変わらない。