ちゃおチャオブログ

日々の連続

トルコ史跡巡りの旅(13)エフェス遺跡巡り、「アルカデア大通り」。

トルコ美人のお客さん。後でこの劇場を遠方からもう一度見ることになるが、規模の大きさに驚かされる。
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劇場の直ぐ前面は、急な谷、崖になっている。
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ギリシャ・ローマ時代の遺跡があちこちに見られる。
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土の中から掘り出された石柱は、以前のように再築されている。
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歴史を感じさせる光景だ。
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何のオベリスクだろう・・。韓国人ツアーが邪魔だが・・
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大理石は2000年経っても輝きは失われない。
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こうした土中に埋もれた遺跡が堀り出されていく。
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これから約1時間かけて「エフェス」の遺跡巡りをする。皆さん、金魚の糞のように、トルコ人ガイドの後ろについて、移動して行く。澄んだ青空の下、風も無く真冬の1月でも寒くはない。これが地中海性気候の温暖さなのか。2000年前のギリシャ人、ローマ人もこの暖かな気候の恩恵を受けていただろう。
 
この「エフェス」は、トルコ最大のギリシャ・ローマ遺跡。現在も発掘作業中であるが、広大な市域は沢山の人口を抱えていたに違いない。ここに現存する劇場(オデオン)は、2.5万人収容との解説であり、その規模からしても数十万人単位の大都市であったに違いない。この後直ぐに訪問することになる、世界七不思議の一つ「アルミテス神殿」はここから数キロ離れた場所にあり、その距離からしても巨大な街であったに違いない。

ローマ時代には既にキリスト教が国教とされ、この遺跡にはギリシャ神話時代の神々、キリスト教以前のローマの神々、それにキリスト教と、各時代の遺跡が掘り起こされ、復元されている。上記の「アルミテス」もギリシャ神話の三大女神の一人出るが、これはローマ時代に至ると「ダイアナ」と呼ばれるようになった。

今回のツアーでは訪問しなかったが、この遺跡の丘の上には「マリアの家」があり、そこでは聖母マリアヨハネを一緒に最後の晩年を過ごした家の遺跡もあった。又、更にはクレオパトラがこの街の出身とも言われている。街の中心部には、大きな図書館跡が復元されているが、クレオパトラはエジプト・アレキサンドリアとの二つの図書館を所有する世界最大の蔵書家であった。
 
 
 
 
さて、これからアルカデア大通りに向かって行く。
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ここは港まで約800m続いていたアルカデア大通り。石柱が見事だ。
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今は海が後退し、ここからは海は見えないが、この大通りの先端部が港だった。
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大通りを記念して1枚。ぶら下げているカメラは、同行の三郷さんから一時的に借用しているもの。
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映画の舞台にもなりそうだ。ああ、シャンソン歌手の前野さんが写っている!
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ツアーメンバーもこの光景に圧倒されている。
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当時の人々の賑わいが聞こえてきそうだ・・
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さあ、再び元の場所に戻ろう。
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