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ベトナム「ガックリ」旅行記(8)Halong City 泊。

遊覧船乗り場の直ぐ近くには、豪華なリゾートホテルが数軒並んでいた。こんな高級ホテルにはとても泊まれないので、ハロンCityへ行くことにした。
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Halong Cityは、この長い吊橋を渡った対岸にある。
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タクシーでこの長大橋を渡る。
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どこの国が援助したのか知らないが、明石大橋よりも立派だ。
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ハロン市は海峡を隔てた対岸にあり、この湾全体をハロン湾という。
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色鮮やかにライトアップされた鍾乳洞を出てから、遊覧船は夫婦岩の真正面を通り過ぎ、カヤック遊びのできる浮島に小休止し、群島をぐるっと回り、元の埠頭ターミナルに戻って来る。島に泊まれるかと思ってここまでやって来たのだが、島はどこも無人島で、人家すらない。当初の予定では、このハロン湾のどこかの島に泊まって、もしここから海南島へ渡る船便でもあったら、それに乗船して海南島まで行ってみようか、と、凡その計画を立てていたが、島には宿などはなく、海南島は地図で見ると直ぐ隣に見えるが、海上では遥か先で、そんな航路もない。

タイ人家族とは埠頭で分れ、当方これから今晩の宿を探さなければならない。埠頭の近くには幾つか高級リゾートホテルが並んでいたが、見るからに高そう。料金を聞くこともないだろう。タクシーを捕まえ、ハロン市内へ出ることにした。街中に出れば、ホテル位はあるだろう。

街は直ぐ近くかと思っていたら、随分離れた場所にある。先刻会場から大きな吊橋が見えたが、タクシーは丘の上に上り、その大きな吊橋を渡って対岸に出る。そこがHalong Cityだ。暫らく街中を走り、再び海岸通りに出れ、ホテルの前に駐車した。聞くと、1泊4000円と言う。もっと安いホテルが近くにないか聞いてみると、200m程先に中国系経営のホテルがあり30万ドン、約2000円で、ここに決める。

ハロンCityは小奇麗な街で、海岸沿いに1本大通りが走っているが、その海岸の前からこれまた凄い海の岩礁が眺められる。岩山の多さは先刻の遊覧船で回った海よりも多い。海浜公園のようになっていて、岩礁の情景が手に取るように良く見える。ガイドブックには出ていないが、むしろこの陸地から眺めたハロン湾の方が眺めは良いかも知れない。大通りの外れに100m位の高さの垂直に切り立った小山が海に面して屹立しているが、その小山に登ったら、更に眺めが良いだろう。

夜は、その小山の前辺りの屋台広場で夕食。珍しく「手びち」があったので注文する。ここは中国に近い場所にあり、料理にもそうした中国風の影響を受けているのか知れない。海に近く塩焼きの魚、赤貝、ビールも2本飲んだが、13万ドン、1000円もしなかった。



この海浜公園からのハロン湾の眺めも素晴らしい。
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湾内の岩礁が直ぐ目の前に見える。
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海中の岩峰が目の前に迫って来る。
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遊覧船のクルーズも良いが、ハロン市からの眺めも抜群だ。
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忘れがたい光景である。
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