ちゃおチャオブログ

日々の連続

ルソン山紀行(54)ビガン、町のお祭り広場を通り、ホテルに戻る。

昼食を終え、ホテルに戻る途中、お祭り広場というか、イベント広場のような所を通って行く。
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しかし、それにしても人が少ない。会ったのはこのジュースを買う親子だけだ。
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客集めに色々な動物やら、昆虫などが売られている。
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小鳥とか金魚。愛玩用で、人々に生活のゆとりも出て来たのだろう。
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珍しい南方系の鳥もいるに違いない。
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この国にもペットのブームがやってくるのだろう・・。
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歴史保全地区を歩いていて、観光客の少なさに驚いたが、それは一般の商店街に入っても同じ事だった。単に今の時期、観光が低調で、経済が不活発なのか、或はスペイン流のお昼寝モードに入っていて、外を出歩く人が少ないのか、その理由は不明だが、アジア流の多産多子、道路に人が溢れかえるような光景はこの町では見られなかった。

旧商店街の直ぐ横に特設会場のような、客集めエリアがある。日本で言えばお祭り広場のような感じだが、ここにも殆ど客は集って来ていない。閑古鳥が鳴いている、と言った表現がぴったりの殆ど無人状態だ。子供の関心を引くように犬とか猫の子供、或いは金魚などの観賞用も売られているが、どれも皆ぐったりしている。動物までシェスタをしているとは思えないが、誰からも見られず、動物にとっても刺激が無いからかも知れない。

偶々ここへ迷い込んだかの親子が、色付きジュースを買っている。自分も欲しくなってワンカップ買い、それを手にしてホテルに向かう。2時までにホテルをチェックアウトする必要がある。このホテルはチェックアウト時間がゆっくりで助かるが、戻っても、もう一度プールに入る時間はなさそうだ。時間にルーズな国だから、少し位遅れても問題ないだろう、とブラブラ通りを歩きホテルに向かう。

と、賑やから銅鑼の音、ガラガラポン、と言った中国風の囃し音が聞こえてくる。御揃い上着を着た一団がドラゴン、龍の練り物を携え、前方からやってくる。これは全く中国流だ。神戸、長崎の中華街でもやられているような龍のお通りだ。どこかの店が新規開店し、その宣伝で練り歩いているようだが、それは正しく、日本のパチンコ屋の新装開店で、チンドン屋が通りを練り歩くのに似ていた。囃し子を見ると、中国系ではなく、フィリピン人だ。こうした行事が昔から伝統的に行われているのか、最近の華僑の影響で、こうした本国流の練り歩きを行わせているのか知らないが、日本を含め、中国の影響力はアジア各国に及んでいるのが分かる。現在、スプラトリー問題で中国との間がギクシャクしているが、経済は切っても切れない縁になっているのだろう。



子犬もシェスタ?? 暑さのせいか、皆ぐったりしている。
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イベント広場を通り過ぎホテルに向かう。
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銅鑼の音とか、にぎやかな音楽が聞こえたと思ったら、中国の龍の練り歩きをしていた。しかし、囃し子は皆フィリピン人だ。
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ああ、前方にバルーン売りなどもいる。
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ホテルの外壁が見えて来た。さて、荷物を纏めよう。
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EL JUJIANA HOTEL。古いスペイン風のホテルだった。
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