ちゃおチャオブログ

日々の連続

ルソン山紀行(57)マニラの1日、マニラ大聖堂。

昨夜は、ビガンからの夜行バスで今朝未明にマニラに到着した。疲れもあったが、観光日数も限られている。朝から市内観光で、先ず、エルミタ市区にあるマニラ大聖堂へ向かった。
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今日1日分と2日後の高山右近の像周辺の写真が喪失し、Webからの写真を借用する。
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流石、バチカン教国、マニラ大司教区の総本部だけの偉容だ。
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流石に大聖堂、内部は荘厳な雰囲気だ。
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音響効果も優れている。人々は皆敬虔な気持ちになるだろう。
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昨夜は夜7時発のマニラ行夜行バスでビガンを出て、未明の3時半、マニラCubaoに到着した。バスはPARTAS社の新型車で、走行は良かったのだが、座った座席が2階のいちばん前、No.1で、前方の見晴らしは良いだが、クーラーの吹き出し口に当たり、随分と冷やされる思いがした。以前、ミャンマーマンダレーからヤンゴンまで深夜夜行バスに乗ったが、あの時以来の寒さだった。

出発から3時間後、10時にサンフェルナンドに到着、夜食のソバを食べる。それからどこをどう通ったのか分からないが、いつの間にかバギオを通過し、丁度真夜中の12時に大きなドライブにンで途中休憩し、更に3時間、まだ未明のマニラ・ケソン地区にある終点、クバオに到着した。待合室で一休みし、タクシーでペドロヒルのホテルへ。待合室前で待っていたタクシーに値段を聞いたら400ペソと言っていたが、流しのタクシーで行ったら200ペソで済んだ。それもかなりの大回りをして行ったみたいだったが・・。

時間が早くホテルにはリュックを保管してもらい、今日1日はマニラ市内観光に当てる。今日はマニラ大聖堂とサンチャゴ要塞を見学したのだが、生憎、今日と明後日高山右近の時の写真がそっくり移動できず、残念だが、Webの写真を借りて、この旅行記を続けて行くことにした。

ホテルにリュックを置いて、取り敢えずペドロギル駅前まで出て朝食。駅前には東京と同じようにマックもあれば、ケンタッキー、Jollibeeなどのファーストフード店も幾つかあるが、早朝でまだ店は開いていない。が、何店かの町の食堂が開いていて、カレーを食べる。75ペソ、約250円位か。日本もデフレが相当進んでいて、吉野家とか松屋の朝飯代と殆ど変らない。

朝食を食べ終え、高架鉄道MRTに乗り2つ目の駅セントラルまで行く。マニラ大聖堂まで行く為だ。まだ7時前だが、駅前の通りにはかなりの人が歩いたりしている。人口が多いからか、仕事熱心なのか・・、自宅にいてもしょうがないので、朝早くから街に出て、何かの幸運にでも当たろうとしているのか・・。昨日のビガンの閑散とした街並みと比べたら、流石にこの街はメトロポリタン、大都市だ。

先日怖い馬車で望遠したマニラ大聖堂。裏口から入り、直ぐ近くのトイレを借りて手水代わりにし、教会内に入る。流石にカトリックの国。荘厳だ。静かな堂内に祈りの声が反射する。宗教心の希薄な人でも、こうした雰囲気の中に入ると、敬虔な気持ちになる。最近は神仏の前に出ても、余りお願いすることが少なくなってきたが、兎も角平和と安全に感謝し、祈る。まあ、自分自身、地獄に落とされないように祈らなくては。

この地区はマニラ・エルミタ地区だ。マニラの最も古い地区で、最初に発展してきた地区。だから街並みも古く、歴史的な建物も多く、石畳の歩道にもなっている。この先、パッシブ川の方向に、この町を守った砦、サンチャゴ要塞がある。次にこの要塞を見に行こう。



付近は旧市街、マニラ発祥の地らしく、町並みは綺麗に整備されている。
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大聖堂の前は広い公園になっている。
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キリストとマリアか・・
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夜景は見なかったが、ライトアップも綺麗だったろう・・
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マニラ大聖堂を後に、次にサンチャゴ要塞に向かう。
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