
外海に面する海岸線も良く見える。

「高雄燈塔」。時間が遅く、正面ゲートは既に閉じられていた。

高雄灯台前で記念の写真を撮る。


高雄市街地のフリー乗り場から、約1キロ程離れた対岸の旗津へは凡そ10分程の湾上航海で到着する。時計を見るとまだ5時前だ。フェリーの甲板上から半島の丘の上に立つ白い灯台が見えていた。旗津灯台だ。LCCで昼食抜きだったが、柿ピーや駄菓子など食べ、極端な空腹感はない。時間は少し遅いが、夕食前に丘の上の灯台を見に行くことにした。
フェリーターミナルからは、集落の住宅地を通り抜け、灯台登り口まで来る。正面が垂直の崖になっていて、右手の坂を登ってくと灯台、左手が砲台だ。いずれのものも、この高雄港を守る不可欠なもの。灯台も砲台も戦前の日本政府が、この場所に造ったに違いない。
もう周辺は既に薄暗くなりかけているダラダラ坂を凡そ10分程登ると、灯台正面入り口に着く。この時間、上から下りてくる人には行き違ったが、前後を歩く人はいない。この時間、これから灯台に向かう人はいないようだ。
案の定、正面のゲートは既に閉ざされていて、中には入れない。ゲートの横に台湾漢字で「高雄燈塔」との門札が掲げられている。そうか、ここの正式名称は旗津灯台ではなく、「高雄燈塔」と言うのか。多分戦前から使用され続けて来た名前に違いない。
閉門ではやむを得ない。ゲートを乗り越えて、中に入ることも出来ないだろう。この正門付近からでも高雄の市街地は充分眺められる。標高は100m程か。旗津の外海岸のずっと先の方まで見通せる。台風の余波なのか、東シナ海の荒波が、ずっと続く白浜の海岸線に打ち寄せている。台湾海峡、波高し。いやいや、単に台風の影響だろう・・。
夕暮れ時の海岸線、高雄港、市街の高層ビル、対岸の壽山、等を一しきり眺め、灯台を下ることにした。次に向かうのは、旗津の海鮮料理だ。どんなものか楽しみだ。薄暗くなった下り坂、放し飼いの犬などが路上に寝そべっていて、不気味な感もあり、小枝を手にして坂を下るが、これから夜景を撮影しに登って来る人もいて、又、犬も温和で吠え立てるようなこともせず、ゆっくり両側の草花などを見ながら下山できた。
フェリーターミナルからは、集落の住宅地を通り抜け、灯台登り口まで来る。正面が垂直の崖になっていて、右手の坂を登ってくと灯台、左手が砲台だ。いずれのものも、この高雄港を守る不可欠なもの。灯台も砲台も戦前の日本政府が、この場所に造ったに違いない。
もう周辺は既に薄暗くなりかけているダラダラ坂を凡そ10分程登ると、灯台正面入り口に着く。この時間、上から下りてくる人には行き違ったが、前後を歩く人はいない。この時間、これから灯台に向かう人はいないようだ。
案の定、正面のゲートは既に閉ざされていて、中には入れない。ゲートの横に台湾漢字で「高雄燈塔」との門札が掲げられている。そうか、ここの正式名称は旗津灯台ではなく、「高雄燈塔」と言うのか。多分戦前から使用され続けて来た名前に違いない。
閉門ではやむを得ない。ゲートを乗り越えて、中に入ることも出来ないだろう。この正門付近からでも高雄の市街地は充分眺められる。標高は100m程か。旗津の外海岸のずっと先の方まで見通せる。台風の余波なのか、東シナ海の荒波が、ずっと続く白浜の海岸線に打ち寄せている。台湾海峡、波高し。いやいや、単に台風の影響だろう・・。
夕暮れ時の海岸線、高雄港、市街の高層ビル、対岸の壽山、等を一しきり眺め、灯台を下ることにした。次に向かうのは、旗津の海鮮料理だ。どんなものか楽しみだ。薄暗くなった下り坂、放し飼いの犬などが路上に寝そべっていて、不気味な感もあり、小枝を手にして坂を下るが、これから夜景を撮影しに登って来る人もいて、又、犬も温和で吠え立てるようなこともせず、ゆっくり両側の草花などを見ながら下山できた。
高雄港は旗津半島に守られ、波静かな良港になっている。

今漸く日没を迎えつつある高雄港。

旗津の海岸線も良く見える。


