ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.15.(水・晴れ)安保法制強行採決。任天堂岩田社長の急死。浅間散歩。

イメージ 1


安倍総理、とうとうやってしまった。ルビコン川を渡ってしまった。もう後戻りはできない。突き進んでいくだけだ。憲法をないがしろにしての法律制定。悪しき前例となった。
2年半前、国民は民主の決められない政治、停滞する経済に倦み、大多数は安倍自民に投票した。「国民と寄り添った決める政治」がうたい文句だった。
最初の内は経済も順調に回復し、物事もテキパキと進められてきた。しかし、去年の参院選に圧倒的勝利を得てから、その姿勢が段々とおかしくなてきた。驕りが生まれて来た。「決める政治」から国民と遊離した、憲法を歪曲しての自分勝手な解釈による違法な法律を国民に押し付けて来た。これでは国民の信を失わざるを得ない。
やっていることは、祖父の岸総理の日米安保条約とは似て非なるものである。日米安保は曲がりなりにも憲法の枠内であった。しかし、今回の安保法制は、大多数の憲法学者が言うように、憲法違反である。
法律制定後、政府はあちこちで違憲裁判を訴えられる。その悉くが敗訴する。日本国の無様な姿を世界に晒し、恥を晒し、笑いものになるだけだ。
Due Process、手順を間違えたらダメだ。総理は周辺に優秀なスタッフに取り巻かれていると思うが、こうした意見を言う人は誰もいなかったのか・・。残念でならない。
これで又憲法改正は遠のいてしまった。本末転倒とは、このことを言う。


任天堂。岩田社長が急死した。55歳。すい臓がんの再発というから、やむを得ない宿命だったかも知れない。任天堂を世界一のゲーム会社に育てた立役者。惜しい人材を失った。先日はボンカレーの大塚薬品社長もまだ40代の若さで急死した。人の運命だから、誰もどうもできないが、残念だ。それぞれの有意な若い人の死にご冥福を祈るしかない。


午後、浅間へ。先日のユリの香りに誘われ、再び行く。ユリの期間も短い。1か月も持たないだろう。精一杯香りを嗅いでくる。

<香り満つ 山百合の里 式部かな>
<山百合の 里にユリの香 蝉しぐれ


イメージ 2