ちゃおチャオブログ

日々の連続

成都の3日間(4)成都横断。

成都空港前の駐車場。まだ綺麗に整備されていない状態だ。
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高速道を降りて一般道に入ると、左右に高層マンションが見えてくる。車の数も多い。
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緑も多いし、なかなか近代的な街並みだ。
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再開発途中の古いアパートなども見える。1-2年後には、この辺りも高層マンションに変わっているだろう。
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市内の主要道路は立体交差になっていて、少しでも渋滞が回避されている。
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成都空港前にあるそれ程広くない駐車場からツアーバスが出たのは現地時間の3時過ぎ。これから成都市内にある清朝時代のテーマパークへ向かい、その一角で夕食、小籠包の飲茶料理を食べることになっている。その再保の訪問先「寛窄巷子」が市内のどの辺にあるのかは皆目見当がつかないが、空港を出たバスは高速道を渋滞もなくまっすぐ市内に向かい、20-30分ほど走ると、それまでの田園風景から窓の両側に急に高層ビルの立ち並ぶ市街地を走行することになった。

四川省省都成都市。周辺地区を入れての人口およそ1000万人。人口の多さから言ったら東京とそれ程変わらない。四川省全体の人口も約8000万人、中国に31ある省・直轄市の中では4番目に人口の多い省だ。フランス、ドイツなどよりははるかに多く、日本の7割方の人口数だ。その省都だから、流石に大きい。バスは市街地を走り抜けていくが、いつまで経っても20階を超える高層マンション、アパートが続く。1000万の人口が東京23区の山手線の内側に集められた感じだ。

高速を降りて市街地の道路を走るが、車の数も多く、渋滞に巻き込まれる。中国各市の通例として都市のインフラが急激な車の増加数には追いついて行けないのだろう。黄さんの話では、現在この町では4人に一人が車を持っているとのこと。成程、道路を見ると走っているのは車だけで、自転車やバイクは全くと言って良いほど見当たらない。30年程前、最初に北京を訪問した時、あの幅路の天安門前の道路の三分の一程を占める自転車の隊列が、4重5重になって、信号の変わると同時に走り出す壮観は今も脳裏に焼き付いているが、今日のこの成都では、そうした自転車隊の隊列などは全く見られない。

渋滞の度合いはバンコクジャカルタ程は酷くはないが、いずれこの町もそう遠くない時期にそうした新興国首都圏のような大渋滞を呈するようになるだろう。渋滞が無ければ1時間も掛からず行けるような距離を1時間半かかって目的地に到着した。



走っている車は、中古のオンボロは全く見られない。殆どが数年以内の新車だ。
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取り残されたような古いアパートでは、スモッグ曇りの中でも選択を干している。
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その隣には、超高層のアパートコンプレックスが建っている。
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中国の躍進を見る思いだ。
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左右の高層マンションには見飽きることがない。個性的なデザインのオンパレードだった。
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