見晴らし台の横の平地にシートを敷いて、お昼を楽しむ家族連れ。
山道の両側には山吹が今を盛りに咲いている。
高木の上の方に桜も見える。
スズランはいつも可憐だ。
これは御前橘か・・。
稲荷コース見晴台に漸く着いた。高尾山頂までは凡そ半分位か。ここまで来るともう半分以上は登ったのだ、という気持ちでほっとする。過去何回かこのコースを登っているが、元気な頃は30分もかからず到着できたが、今はもう無理だ、今日は大分ゆっくりのペースで、若いグループにどんどん追い抜かれていく。以前の登山者は大半が60歳以上の高齢者だったが、何時の頃からか若者の登山者が増えてきて、今日も半分以上は30台、40代の若者だ。小さな子供を連れた家族も多い。皆元気が良い。健康的な日本だ。
見晴台も又沢山の登山者でいっぱいだ。手すりに寄りかかって眼下に見える相模野の遠望を楽しんだり、それをバックに記念写真などを取っている。5坪程の四阿の中にベンチもあるが、それもグループで占領され、ここまでの登山を楽しんでいるようだ。明るい話声が響いてくる。四阿に入れなかった家族が、外の平地にシートを敷いて、お昼を食べている。小さな子連れだから、ここまで登って来たのが一杯だったか・・。平和な日本。
さあ、残り半分、頑張って登って行こう。右手の谷の向こうの峰から法螺貝の音が聞こえてくる。ああ、高尾山薬王院の昼の勤行だ。何人かの僧侶が数珠つなぎに法螺貝を吹き、境内を回っているのだ。林の間からは本堂の屋根しか見えないが、煌びやかな袈裟に大きな法螺貝。真言密教の華麗な儀式だ。法螺貝の音を背に、山頂に向かう。山道の山草に足を止め、疲れを癒す。
冬の空気が澄んだ日には、ここからの雪を抱いた富士山が最も美しく見えるのだが、今日は春霞か全く見えない。朝の曇り空から晴れ間が出てきたが、天気予報でも言っていたが、黄砂の影響もあるかも知れない。山頂直下。今日は10国見晴台に上るのは止めて、巻道を歩きその先のもみじ平まで向かう。あそこの山桜は豪華だ。どれ程散り残っているか分からないが、お昼は桜の下で食べることにしよう。今日はその為に缶ビールも持ってきた。
< 法螺貝や ディジュリドゥかな 春の山 >
見晴台も又沢山の登山者でいっぱいだ。手すりに寄りかかって眼下に見える相模野の遠望を楽しんだり、それをバックに記念写真などを取っている。5坪程の四阿の中にベンチもあるが、それもグループで占領され、ここまでの登山を楽しんでいるようだ。明るい話声が響いてくる。四阿に入れなかった家族が、外の平地にシートを敷いて、お昼を食べている。小さな子連れだから、ここまで登って来たのが一杯だったか・・。平和な日本。
さあ、残り半分、頑張って登って行こう。右手の谷の向こうの峰から法螺貝の音が聞こえてくる。ああ、高尾山薬王院の昼の勤行だ。何人かの僧侶が数珠つなぎに法螺貝を吹き、境内を回っているのだ。林の間からは本堂の屋根しか見えないが、煌びやかな袈裟に大きな法螺貝。真言密教の華麗な儀式だ。法螺貝の音を背に、山頂に向かう。山道の山草に足を止め、疲れを癒す。
冬の空気が澄んだ日には、ここからの雪を抱いた富士山が最も美しく見えるのだが、今日は春霞か全く見えない。朝の曇り空から晴れ間が出てきたが、天気予報でも言っていたが、黄砂の影響もあるかも知れない。山頂直下。今日は10国見晴台に上るのは止めて、巻道を歩きその先のもみじ平まで向かう。あそこの山桜は豪華だ。どれ程散り残っているか分からないが、お昼は桜の下で食べることにしよう。今日はその為に缶ビールも持ってきた。
< 法螺貝や ディジュリドゥかな 春の山 >
これも又珍しい野草だ。
ここでカメラの電池が切れてしまった。
これからはスマホの撮影だ。なかなか写りも良い。
山頂を迂回し、もみじ台に来たら、漸く山桜に会えた。
山に咲く山桜。見れて良かった。