ちゃおチャオブログ

日々の連続

モラエスの故地を訪ねて(73)地下鉄に乗って、南越王博物館へ。

地下鉄電車内には、行く先駅名が分かりやすく表示されていて、今現在走行中の場所も点滅している。
イメージ 1



各ドアの付近にはテレビモニターも付いていて、最新ニュースや周辺の案内も流されている。
イメージ 2



改札を出ると、地下の長いコンコースが続く。
イメージ 3




地上へ出るまでのエスカレーターも随分長い。
イメージ 4




出口の階段付近には周辺の立体地図が架かっている。
イメージ 5




立体案内図だから分かりやすく、南越王博物館も直ぐに分かった。
イメージ 6





南越王博物館は地図で見ると隣駅の越秀公園駅だ。何のことはない、昨日歩いた公園のどこかにあったのだ。昨日は気が付かなかったが、広い公園だから、初めての人には分からない。上野公園だって、あちこちに博物館、美術館があって、場所を知らないと迷ってしまう道理と同じだ。

地下鉄はドイツ製か中国自家製かは分からないが、中々モダンで最新車両だ。日本の車両にもあるようなテレビモニター画面が各ドアの上の部分に設置されていて、周辺の案内や、最新ニュースなども流している。こんなサービス、どこの国が最初にやりだしたのか知らないが、今では世界共通だ。車両にモニターがついていたり、シルバーシート、長椅子座席は、どこの国でも一緒だ。違いがあるとすれば料金体系で、中国の場合、一応は今もなお共産国家、公共料金、運賃・電車賃などは、まだまだ安い。1区間、定かに記憶していないが、2元か3元、40-50円と言った処だ。日本の30年位前の料金で、うれしくなる。

5分も乗るか乗らないかで、次の駅に到着。地下駅も通路も新しい感じだ。この地下鉄が出来て、まだそれ程経ってはいないだろう。長い地下通路と上がりのエスカレーターに乗って、地上に出る。東京駅の横須賀線地下駅程も長いエスカレーターだ。地盤の柔らかい筈の広州で、何でこんな深い地下に掘る必要があるのか・・。まあ、得よ後者には分からない、何等かの事情があるのだろう。

地上に出ると、昨日歩いた越秀公園とは全く別の出口に出た。始めて見る周辺の風景だったが、案内に従って進んでいくと、前方に大きな赤い砂岩でできた大きな建物が見えてきた。ああ、これだ。レッドクリフのような赤い壁。豪壮な博物館。「西漢南越王博物館」と書いてある。何か入る前からワクワクするような外観だ。



地上に出た直ぐの場所にアラブ系のレストランがあった。先ほどはマックで、ここはアラブ。実に国際的だ。
イメージ 7



広州は中国で一番中近東に近い都市。多くのアラブ人もやってきているのだろう。
イメージ 8



出口の反対側の丘。あれは昨日歩いた越秀公園か??
イメージ 9



案内図に従って歩いて行くと、前方に大き建物が見えてきた。
イメージ 10



ああ、赤い砂岩の建物。これが博物館だ。
イメージ 11



西漢南越王博物館。素晴らしく立派な建物だ。
イメージ 12



入館する前からワクワクする外観だ。・・中に何が収容されているのだろう・・。
イメージ 13