ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(19)アルベルギ・セミナリオ・マノール(Albergue Seminario Manor)

セミナリオは高台にあり、サンチャゴの町が一望に見渡せる。
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部屋は3階にあり、途中のコリドールからは中庭が見える。
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昨日の6人部屋と違って、ここは個室になっている。
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テレビも何もないが、中々清潔だ。
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古風な窓からは中庭の教会もみえる.
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受付の横に鉄道の時刻表が出ているが、ポルト行の列車はないようだ。
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通常のチェックインの時間よりも少し早目に宿について、部屋の清掃が終わるまでの約20分外で待たされたが、その間、驚いたことに60代と思われる日本人ペアがヘルメットを被って自転車でやってきた。挨拶し、少し話す機会があったが、この二人はフランスの国境近くの町バイヨンヌからやってきたとのことで、これから自転車で巡礼道を走る予定とのことである。

出身を聞いたら岡山からやって来たとのことで、御夫婦で回っているのかを聞いたら、そうではない、単に知り合い同士の旅行との事で、それ以上聞くと失礼に当たるので、会話はそれで途切れてしまったが、元気な日本人もいるものだ。二人は又自転車でどこかへ走り出して行ったが、向こうもこんな所で、初老の日本人旅行者と会うとは思ってもいなかっただろう。

漸くチェックインが終わり、3階の部屋の部屋を指定されたが、この建物は随分大きく、階段も段数が多いがエレベーターもなく、3階まで上がるのは大変だったが、宿賃の安いアルベルゴ、日本語に直せば木賃宿みたいなものだから、この程度の苦労は当然だ。階段などは大理石でできていて、建物自体は相当年季が入っているが、内部は何十年置きかにリニューアルされているのか、中々清潔だ。

3階のコリドールのような細長い廊下を通り抜けた先の奥まった部屋は個室になっていて、最初から一人用のサイズに作られている。セミナリオと言う位だから、以前は学校か修道院、先生とか、事務長、教頭などには個室が与えられていたのだろう。部屋とベッドには不満はないが、昨日同様、この部屋にも机が1脚置かれているだけで、テレビなどはない。至ってシンプルな造りだ。昨日は室内にバス・トイレが付いていたが、ここでは共同のバストイレになっている。だがまあ、贅沢は言えない。

建物は丘の上にあり、見晴らしは良い。セミナリオの正面に立って眺めると、丘陵はなだらかに波打ち、見渡す限り赤瓦の屋根に覆われている。これぞまさしく南欧的な光景だ。以前の沖縄の赤瓦の屋根を思い起こさせる。この町のシンボル、大聖堂の尖塔を探したが、ここからは見えなかった。方角が違うのかも知れない。さて、バルセロナでは先ず最初に聖教会、サグラダファミリアを見に行ったように、この町では、先ず最初に大聖堂を見に行こう。


Vigo行きか・・。取り敢えずは明日はVigoまで行って、その先のことはVigoで考えよう。
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さて、これから大聖堂を見に行こう。・・どっちの方向だ・・
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再びバスターミナルの方角に向かって歩いていく。
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ああ、あの尖塔が大聖堂だろう・・。あの法が国歩いていけばよいのか・・
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間違いない。大聖堂だ。Cathedral!
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カミノコンポステラ。巡礼結願の教会だ。
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