ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(49)ポルト、朝の散歩。

昨夜はサン・ベント駅構内のレストランで簡単に夕食を食べ、ホテル近くの酒屋でワインを買って部屋で飲み、早目に寝た。
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ホテルのあるゴメス広場に立つ銅像。・・この人がゴメスなのか・。ゴメスって一体誰??
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広場からは直ぐ近くに時計塔も見える。
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広場の時計塔とは反対側には深い木立の公園がある。
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根本部分がこんなに太っていて、これは一体なんという木だろう・・
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大木の横には面白いこんなオブジェも置いてあった。
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昨夜は小雨の降る中、ホテル近くの酒屋でワインのボトル1本買って寝酒にし、比較的早目に眠りに着いたが、その代わり、今朝はいつもよりは随分早目に目が覚めた。昨夜の雨も上がり、爽やかな朝だ。ホテルはアズレージョの美しいサントイルデフォンソ寺院の直ぐ傍のゴメス広場にあり、時計塔はこの広場を少し下った先にあるが、今朝はこの広場を真ん中にして、その反対側の通りを歩いてみることにする。

早朝の広場は人影も少なく、勿論市電もまだ走っていない。たまに見かける人影は若い男の酔っぱらいで、昨夜来、どこかで飲み明かしての朝帰りのようだ。狭い町だから、市電やタクシーが無くても、歩いて帰れるのだろう。彼の歩いて行った時計塔の反対側には深い木立の公園があり、朝のミストが籠っているような感じの気持ち良さが感じられ、入ってみる。市内の中にあって、それ程大きくない公園だが、「森に入る」感じである。

それ程木立が老木で、大きく茂っているからに他ならない。何という樹木だろう。日本で言えば楠のようなものか、沢山の葉が茂っているのは同様だが、根元部分、地表から2-3m程の高さまで、異様に太った幹をしていて、胴太の太ったおばさん。こんな形をした木を見たのは初めてだった。樹木生い茂る公園で、夏場の涼には丁度よいのだろう、子供達の遊び場もあれば、それをイメージした遊園地の大きなオブジェなども置いてあった。

その公園の向かいには裁判所の建物があり、法の世界では世界共通ともなっているテミスの像が立っていた。それはギリシャ神話の法の番人ではあるが、タイバンコク最高裁判所の表門扉にも飾られていて、通常は右手に剣、左手に天秤棒の秤を持っているのだが、ここにある像はそれは持ってはいなかった。

裁判所ではないのかも知れないと、近づいて建物の表示を見ると、DOMUS IUSTITIAE と表示されていて、ああ、ここが学校なのだ。何の学問を教えるところ、又は何の研究所かは分からないが、眼下にドウロ川を見下ろす高台にあって、実に見晴らしの良い場所にある。ここにも又カモメが舞い込んでいた。この町のカモメは日本の鳩のような存在なのかも知れない。



公園の向かい側には裁判所のような建物もある。
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テミス像か・・。それにしても天秤と剣を持っていないが・・。
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DOMUS IUSTITIAE・・、うーん、裁判所ではなく、Institute,研究所だったのか・・。
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ああ、すぐ下をドウロ川が流れている。
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風光明媚な高台にある。何の学校、研究所だろう・・。
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ああ、こんな所にもカモメがやってきている。
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この町のカモメは日本での鳩と同じだ。人懐こく、どこにでもいる。
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