ちゃおチャオブログ

日々の連続

行き違いのタイ旅行(9)王宮前広場(สนามหลวง)。

チットさんの床屋は取り払われていて、更地になっている。やむなく王宮前広場(สนามหลวง)を少し歩くことにした。ここはいつも何かの行事が開かれているようだ・・
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最高裁判所も、何かの工事中だ。まさか、高層ビルにすることはないだろうが・・。
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ここのテミスの秤は象徴的だ。剣と正義。タイも近代化の道を歩んでいる。
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バンコク市の柱、霊廟、「サーンラックムアン」(ศาลหลักเมือง)。
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前には王宮も見える。
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3年半ぶりにチットさんと会うのを楽しみにカオサンまでやって来たが、店は跡形もなく取り払われて更地になっている。近くのカオサン裏通りの小売店の人に聞いても、床屋がどこに移転しているのか知っている人はいない。バンコクへ来て、ここへ来ればいつでも会えるので、電話番号などは聞いていない。今回もここで散髪してもらう為に髪を長くしてやって来たのだが・・、当てが外れたが、こんなこともあるだろう。予定外の出来事は旅行に付き物だ。お金とかカメラを盗まれないだけでも、上出来と思わなくては。

どこへ行くとも当てもなく、王宮前広場(สนามหลวง・サナームルアン)を歩く。10数年前、最初にここへ来た時は、広大な芝生の広場で、人々は夜になっても芝生の上に茣蓙とかシートを敷いてゴロゴロ夜を過ごしていたが、その後ここへ来る度に広場は浸食されるように、端の方から建物やら施設やらが建設され、広場がその都度狭まってきて、いつの頃からか、芝生の上で寝ている人もいなくなった。行政に夜の徘徊を禁止され、追い出されたのかも知れない。

バンコクへ通い始めの頃、この広場の入り口付近にあるロイヤルホテルに何回か泊まっていて、公園内の夜の散歩が楽しみだったが、今そのロイヤルホテルも建て直しされるのか、どうなのか、ベニヤ板で囲われて、閉鎖中だ。数年後には、ここに又バカでかい超高層のホテルが出来るのかも知れない。ホテルの並びのある最高裁判所も現在何か修復が増設か、一部を建設中だ。タイもバンコクもいつものことだが、急速に変化しつつある。3年も来なければ浦島太郎のようになるかも知れない。

近くには国立博物館もあり、そこへ行っても良いのだが、何か中途半端な時間帯だ。それにどこか近くで床屋を探し、散髪しなければ・・。王宮前広場を暫く歩き、再びカオサン通りに戻り、裏通りでどこか適当な床屋を探すことにしろう。



この人物はラーマ何世だろう・・
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陸軍省も立派な構えだ。
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王宮をしっかり守っている。現首相プラユットは嘗てここで近衛師団長をしていたが・・。
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広場は又何かの建築物で、敷地が削り取られていく。
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尤もタイ王室、プミポン王家は世界一の金持ち王族と言われているので、少し位削られても痛くもかゆくもないのか・・。
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