ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(56)コインブラ、大学への道すがら。

コインブラは古い町で、古い凝った建物が多い。
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街は階段状になっていて、細い路地を上がって行くと、上に更に又テラスのような道路が現れる。
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道路にはテーブルなどが出され、かなりの数の観光客が休んでいる。
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光都市だけあって、どこにもお客で溢れている。
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細い路地を登ったり、石段を上がったりして、大学のある丘の上に登って行く。
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コインブラは欧州でも最も古い大学の町の一つである。最初にこの町に大学が出来たのは、今から700年以上も前のことであり、日本で言えば足利学校が出来た頃に当たる。大学と共にこの町は発展し、今ではリスボンポルトに次ぐ3番目の大きな街となっている。町自体の歴史が古いから、建物も凝った感じの贅沢なビルが多い。高さ100mはあるかないかの丘の上に大学はあり、古い街並みにこの大学の丘に向かって段丘状に形成されている。従って大学へはこの建物群の間を登って行くことになるのだ。

駅前の大通りを横切って、細い路地に入って進むと、又大きな広場のような道路があって、道路を塞ぐようにしてテーブル席が路上に出されていて、観光客が大勢休んでいる。道路と言うかお祭り広場のような感じだ。なだらかな丘を削って、こうした階段状の街並みを作っているようで、その道路兼お祭り広場を横切って上の方に上がって行くと、ここからは本格的な”登山”となる。と言っても実際の山を登る訳ではなく、細い路地状の道が上方に続いているのだが、凌駕には土産店、小売店、喫茶店、休憩所、等々、上り下りする観光客と相混じって賑やかだ。

そうして、坂道やら階段を登り、かなり高い場所まで登った辺りに又小広場があって、その正面に古風な教会がある。そこにも又大勢の観光客が集まっていて、これも又由緒あり気な教会だ。黒いマントをまとった学生が説明に当たっている。コインブラ大学の学生だが、この教会は何か大学との関係があるようだ。ここで一休みするには丁度良い。教会の中に入って、ベンチに腰掛ければ、休みを取ることもできるだろう。学生と観光客の間をすり抜けるようにして、教会に入った。



サンチャゴにもあったが、こうした道路を跨ぐ廊下は珍しい。
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登りの小径には所々カフェや休憩所、小広場などもある。
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人々はぞろぞろ階段を上り下りして丘の上の大学に向かう。
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かなり登った所に小広場があり、その前に古めかしい教会がたっている。
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観光客は、黒マントを着たコインブラの学生の説明に聞き入っている。
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コインブラの学生は、この様な黒マントを着るのが習わしになっているそうだ。
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さて、自分も教会に参拝し、一休みしよう。
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