ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(132)古都トレド入城。

ホームの左側にトレド駅舎が見える。
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昨日Takaさんもブログにコメントしていたが、駅舎はシックなモザイク模様が珍しい。
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丘の上がトレドの町だ。
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市内循環バスで旧市街に向かう。
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旧市街は丘の上の城塞都市。
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スペイン王国が首都をマドリードに移す以前まで首都であったトレド。約450年ほど前のことだ。明治元年、皇居が京都から東京に移転した状況と似ているが、地理的、時代背景的にはむしろ奈良から京都に都が移った状況により多くが似ている。トレドとマドリードは僅か50キロ程の距離であるが、高台にある限られた土地からより広い土地のマドリードに移転した理由は、モスレムに対する防衛能力の低下が問題にならなくなってきたからだろう。それ程トレドは高台にある外敵侵入からの防衛に適した土地だった。

10時前、トレド駅に到着し、これからトレドの町に向かう。駅前は殆ど何もない場所に作られたのか、町自体はこの1キロ位先にある高台の上だ。歩いて行けない距離ではないが、多くの観光客は、駅前から出ているバスに乗って旧市街に向かう。バス停の前はを守る断崖と石壁になっていて、高さ凡そ30-50m位の外壁断崖で、これだけを見てもこの町が既に頑丈で難攻不落の要塞都市と分かる。

バスが2台すり抜けられる程度の狭い城門を潜ってバスは旧市街に入り、坂道を登っていく。道路の両側は古い石造りの建物だ。これだけでも町の古さを感じるが、前方におとぎお国のような宮殿が見えてきて、更にその先にバスは登っていき、道路がどんどん狭くなり、ちょっとに賑やかなセンターのようなバス停に来て、大半の客が下車し、自分も連れられるように下車した。ここからは旧市街の散歩だ。



立派な城門と城門前広場。
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バスは坂を上り、旧市街の狭い道路を走っていく。
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坂の途中の少し広いバス停で下車する。
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こうした古い通り抜け道路が残されている。
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建物の向こうに教会のような塔が見える。行ってみよう・・。
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