ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(157)大聖堂近くの床屋さんで。

噴水広場から大聖堂に向かうが、あちこちで巡礼者を見かける。
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シエスタなのか、肉屋は開いているが客は誰もいない。
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この町の大聖堂にやってきた。
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立派な造りだ。が、残念ながら閉まっていて、中には入れない。
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先刻見た床屋へ行くため、通りを歩いていると賑やかな一団がいる。
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水道設備の完備されていなかった200-300年前のこの町で、広場に湧き出る噴水は日常生活に欠かせないものであり、この噴水が人工的に作られたものか、自然の泉、清水が湧き出る場所を広場にし、人々の生活の用にしたのかは自分には分からない。先日のサンチャゴでも道路わきに今は枯れて水も出てこないが、同じような水飲み場があったのを思い出す。昔は湧き水も汚染されてなく、元々スペインではこうした自然の泉があちこちに湧き出ていたのかも知れない。こんな高台で湧き水がどうして、とも思うが、富士山山頂の浅間神社のすぐ下でも清水が湧き出ることを思えば、何ら不思議はないかも知れない。

美味しい噴水の水を一口飲んで、大聖堂に向かう。大聖堂は市役所からもそう遠くない場所にあり、ほぼ町の中央部にある。住民がどこからやってきても、来易い場所にある。が、残念ながら何故か協会は閉まっていて、中には入れない。何故かスペインの教会ではよくあることで、今シエスタで閉まっているのか、普段余り信者のやって来ない曜日には閉めているのか、自分には分からないが、いずれにしても中には入れない。尤も自分はキリスト教信者でもないから、中に入れなかったからと言って、特段残念に思うこともないのだが・・。

そう言えば、先刻市役所から森林公園へ行く途中の商店街に1軒床屋があったのを思い出した。本来この旅行ではセビリアで床屋に行く積りでいたが、残念ながら行きそびれてしまった。予定よりも数日遅れたが、今日その店に行き、カットしてもらおう。セビリアではないが、同じスペイン人の理髪師だ。手先が器用に違いない。

再び巡礼道に戻り、途中路上のオープンカフェで賑やかに飲食している旅行者の集団を横目に眺め、店に向かう。巡礼者の一団なのか、単にこの町へ旅行に来ている陽気なアメリカ人のグループなのかは分からないが、皆さん満足げに気持ち様さそうに歓談している。

理髪店に来ると丁度今はお客がいない。料金を見ると8ユーロ、約1000円だ。日本のQBハウスと同じ料金だ。早速髪を切ってもらう。日本人の床屋さんとスペイン人とどちらが手先が器用かは判断できないが、カットの仕方は手際よい。かなり伸びていた髪も綺麗に散髪され、ハイ終了。日本のQB同様、ここでも洗髪はない。刈り上げるだけだ。だが、綺麗に髭剃りはしてくれた。スペインの床屋さんで髪を切ってもらった記念に店の前で1枚写真を撮り、更に、バーバーマイスターの写真を1枚撮って、店を後にした。



今日の行脚を終えた巡礼者の一団なのか、陽気なアメリカ人観光客なのかは分からないが、皆、満足そうに、愉快に話し合っている。
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先刻森林公園へ行く途中で見た床屋にやってきた。8ユーロ、1000円だ。
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丁度客もいなくて、手際よくカットしてもらった。
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帰り際、マイスターの写真を1枚所望した。
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さて散髪も終わった。次はどこへ行こうか・・。シエスタなのか、通りも静かだ。
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