ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(178)エスパーニャ、スペイン広場に途中下車してホテルに帰る。

3-4人分のオリーブだけでも腹いっぱいになった。さて、そろそろホテルに戻ることにしよう。
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ひょっと隣のテーブルを見たら、「SHOEI」のヘルメットが椅子の上に置いてあった。
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腹ごなしに駅周辺を少し歩いてみる。
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この先の右手に地下鉄駅があるが、エスカレーター前に若い男の客引きがいたのには、少し驚いた。
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地下鉄に乗って3駅先の「エスパーニャ」駅に向かう。
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バルセロナの再開発地区、Europa Fira駅の近くのバールで、二人分もあるようなサンドと、3人分もあるようなオリーブを平らげ、そろそろホテルに戻ることにする。サンドもバカに大きく、オリーブもイヤに沢山皿に盛られて出されたが、ひょっとして自分の注文が間違って、二人分とお願いしたのかも知れない。言葉が十分通じず、ボーイから聞かれたときに、深くも考えず、ああ、それで良いよ、と言ったような返事の仕方をしたので、ボーイは多分二人分と勘違いして聞いたのかも知れない。腹いっぱい食べた後になってからそんなことも考えた。いずれにしても満足したのだから、間違い注文だったとしても、それは瓢箪から駒のようなもので、悪いことではない。

席を立つとき、ひょっと隣の席の椅子の上に置いてあるヘルメットを見ると、「SHOEI」のマークが見える。バイクに興味がない人は「ショーエイ」と聞いても何のことか分からないが、これは日本のヘルメットメーカーで、日本の会社がこんな所まで進出しているとは驚いた。誇りにも思ったが、使用しているスペイン人に果たして日本人と中国人の違いが分かるかどうか・・。又、このヘルメット自体が中国のイミテーションでないことを願う次第だが・・。

腹ごなしに駅の周辺を少し歩き、地下鉄に乗る。結局国際会議場やらコンベンションホールなど、どこにあるのか分からなったが、広々と緑の緑地空間をとった高層ビル群のコンセプトは、日本でも見習いたい。汐留、大崎、西新宿にもこのような空間はない。地下鉄に下りるエスカレーターの前で、若い男が色刷りのガールフレンドの名刺チラシを配っている。見るだけで受け取りはしなかったが、ああ、この国にもこうしたプロフェッショナルがいるのか、有史以前から、キリストの時代から逞しく生き続けてきた専業職業人だが、この近代的な再開発地区で、最も人間的な営みを生業とするプロ集団とのコントラストに面白さも感じた。今日までスペイン各地をあちこち回ってきたが、この若者のように明らさまな勧誘をみたのは初めてだった。

地下鉄に乗って三駅、Espanya駅で途中下車する。日本人が自国をJapanではなく日本と呼ぶように、スペイン人も自国のことをエスパーニャ(Espana)と呼んでいる。元々は古いフェニキヤ語で、ウサギを意味するらしい。その駅を上がった所がスペイン広場(Plaza De Espana)だ。ランプラス通りと合わせ、バルセロナの目鼻になっている広場だ。明日改めて来るとしても、少しだけ様子を見ておこう。



どこのメーカーか地下鉄も悪くはない。人口160万人、福岡、札幌並みだが、地下鉄網は現在9路線ある。福岡、札幌のそれぞれ2路線と比べると、大違いに便利だ。
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地下鉄駅を上がった場所が「スペイン広場」(Plaza De Espa&na)。バルセロナの顔の一つだ。
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この広場も戦前のバルセロナ万博に際し、建設された。
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広場中央のピラーも芸術的だ。
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広場の正面には大きな競技場もできている。
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