ちゃおチャオブログ

日々の連続

イベリア周遊の旅(200)スペイン最後の夕食。

バルサカンプ・ノウ・スタジアムからランプラスに戻ってきた。
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取り敢えずホテルに戻って一休み、時間調整をしよう。
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一休みし、再びランプラス通りに出て、適当なレストランを探す。
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おやおや、もう酔っぱらって正体を失くしている人もいる。
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大樹の木陰の下のレストラン、ここにしよう。
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パエリアのセット料金、18ユーロはありがたい。
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いよいよ今回の旅行も残すところ数時間となった。一晩この町で泊まれば、明日の早朝はもう空港で、この町、この国ともバイバイとなる。見るべきものは見て、行くべきところへは行った。2週間、十分堪能したとまでは言えなくても、満足のいくものだった。カンプ・ノウ・スタジアム、FCバルセロナのホームグラウンドの外観を見れただけでも、いつかの機会、このチームが話題になり、TV映像で映し出されることもあれば、思い出すこともできるだろう。スタジアムから再び地下鉄に乗ってホテルに戻る。荷物の整理と言ってもリュック一つだから大してすることはない。夕食までにはまだ少し早すぎ、部屋で一休みする。

頃合いを見て、ランプラス通りに出る。この国最後の食事だ。この大通りの木陰の下のレストランで食べることにしよう。それも又最後の思い出になるに違いない。2週間前、最初にバルセロナにやってきて、この大樹の繁る大通り、その大通りの遊歩道を塞ぐようにして出張っているオープンレストランは如何にも開放的で、南欧的に思えた。その時、一度はこのどこかのレストランで食事したいと思った。今晩最後のチャンスになったが、思い出作りをしよう。そうだ、パエリアがよい。この国を代表する料理パエリア。外人が日本にやってきて、スキヤキを食べるようなものだ。

今回の旅行でテーブルクロスが敷かれたレストランに入ったのは今回が初めてだ。緋色のクロス。闘牛の時のマタドールが雄牛の前に広げるケープと同じ色だ。牛も人間もこの色を見ると性欲食欲がそそられるのか。情熱的なスペインの色、緋色。手慣れた手つきのボーイが身軽な動作で分厚いメニューの重々しいカルテを持ってくる。カルテを開き、値段を見てから席を立つ訳にはいかない。何はともあれパエリヤを頼むしかないだろう。値段を見てほっとした。このランプラス通りにあるレストランは観光客を相手にしているのか、びっくりするような値段は書いてない。しかも嬉しいことにドリンクとのセットになっている。ビールとパエリアで18ユーロ、2000円程度だから日本と変わらない。

日本人や中国韓国等のアジアからのフリーの客も多いのだろう。セット料金は場慣れしない観光客には好都合に違いない。ボーイの態度とか店の雰囲気はそれなりのものだったが、肝心のパエリア自体は今一つ。具材は確かにエビとか魚介類は入っているのだが、味付けが強すぎて、マイルドさがない。東京で食べるパエリアの方が余程か美味しいと思えた。まあでも味覚はもう一つとしても、ランプラス通りの店でパエリアを食べたとの思い出だけは作ることができた。ホテルに戻って寝るにはまだ少し早いので、ランプラスのホテルとは反対側の裏通りを散歩がてらに歩くことにした。



本場のパエリア、味覚はそれ程・・、
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夕食後、ランプラスの裏通りを少し散歩する。
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ホテルとは反対側のサイドだが、観光客も多く、賑やかだ。
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裏通りにこんな大きな広場があったとは気が付かなかった。
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ランプラスとは並行して走っている通りで、商店も多い。この辺で食事をした方が美味しく食べられたか・・。
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ああ、店も混んでいて、庶民的なようだ。
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