ちゃおチャオブログ

日々の連続

The Third Eye カトマンズへの道(15)カトマンズバスターミナルへ。

ホテル・ブッダがあるのはタミル地区という場所で、旧市街の中心部に当たる。
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通りのあちこちには小広場があって、地元神が祀られている。
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広場では朝から露天商が商いを始めている。
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丸い塔はミャンマーのパゴダ、タイのチェデイのようなものかも知れない。
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この国には鉄道がなく、地方への移動はバスか飛行機か借り上げの車か、或いはバイクか徒歩で行くしかない。山国の田舎国でもモータリゼーションの波は押し寄せて来て、昔だったら何日もかかって峠道を歩いて行ったのが、今では時間の進み方も早くなって、そんなのんびりした移動方法では現代にはとても間に合わない。バスは津々浦々、おっと、これは日本のような海国の表現だが、山間の山村、峡谷の奥深くまでバスルートが伸びていて、移動の利便性が図られている。昔だったら、生まれたその村で一生を過ごし、その村で死んでいったのだが、今は、何の用があるのか、人々は山奥の集落から町に出てきて、又、山奥に帰っていく。ホモモーベンス。人は山猿ではないのだから、どんな山奥に住んでいても、移動したがる習性があるのだろう。

で、エベレストが正確にはどこにあるのかは知らないが、バスターミナルまで行けば、近くの山村まで行くことはできるだろう。バスターミナルへ行って、後は「チョモランマ!」と聞けば、行き方は教えてもらえるだろう。ホテルでターミナルの大体の方向を聞いて向かったが、通りは旧市街、狭い道路が入り組んでいて、方角を何度か見失った。通りの突き当りには小広場があって、ネパールの地元神が祀られている。如何にも原宗教的な様相が色濃く残っている。人々はPrimitiveなんだ。

これから店開きしようと開店準備している商店街を通り抜け、漸くバスターミナルにたどり着く。そこはだだっ広い敷地の中に日本製の中古バスが何台も並んでいて、日本語の広告看板などもそのままだ。ミャンマーラオスでも同じような光景を見たが、日本の中古バスは、名前は中古でも、見た目も機能も新品に近いものだろう。人気が高いのは当然だ。しかしそこにはターミナルビルもないし、チケット売り場もない。勿論運行会社の係員や案内人などもいない。バスを待っている何人かにチョモランマの麓の町、ナガルコット行きのバスを聞き、漸く飛び乗った。



あちこち迷って、漸くバスターミナルに来ることができた。
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ターミナルにはビルもないし、チケットセンターもない。見た所、日本製の中古バスが多い。
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他の乗客の何人かに教えられ、漸くエベレストの麓の村に行くバスに乗ることができた。
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ああ、Midoriの看板が見える。日本のどこかのバスだ。
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