ちゃおチャオブログ

日々の連続

The Third Eye カトマンズへの道(20)ネパールのおやつ「モモ」。

高台からエベレストの方向を眺めるが、高い雪山は見えない。
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残念だが諦めてカトマンズへ戻ることにしよう。
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通りがかりの人に記念の写真を撮ってもらう。
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集落に戻る途中、薄暗い小屋の中ら日本語で呼びかけてくる人がいる。
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眼下の谷底を見下ろす見晴らしの良い高台で何枚か写真を撮って、集落に戻って来る途中、地元民に日本語で挨拶される。「コンニチワ!」「コンニチワ!」と。どこから日本語が聞こえてくるのだろう・・。最初は日本人の旅行者がどこかにいるのかと思った。更に集落に近づいていくと、目の前の掘っ立て小屋の中から真っ黒に日焼けしたネパール人が出てきて、いろいろと日本語で話しかけてくる。驚いた! こんな山間の僻地で、日本語を話せる地元民がいるとは全く予想していなかった。

「一体どこで日本語を覚えたの?」「随分上手じゃないか!」と、日本語で話しかけると、真っ黒な顔をほころばせながら、「自分は山のガイドだ。今シーズンオフで村に戻ってきているが、過去何回も日本人の登山隊を案内して山に登った。その時自然に日本語を覚えた。」「日本人は好きだ。今丁度モモが出来上がったから、食べて行け」、と大きな蒸し器のような所からモモを取り出す。つっかえつっかえの、多少聞きづらい言葉もあったが、凡そそんな感じのことを言ってきた。実際驚いた。独学でここまで話せるようになるとは!どこから見ても顔付とは似つかわしくない知性の持ち主だ。ネパール人って、見た目と違って案外知的な民族かも知れない。お釈迦さんが何国人になるかは知らないが、生まれた地ルンビニは現在はネパール国内になっている。

「モモ」はガイドブック等で名前は知っていたが、実物を見るのは初めてで、勿論食べるのも初めてだ。小さな一口饅頭のような大きさで、多分小麦粉だと思うが、饅頭のように厚皮で外を巻いて、中身を包んである。饅頭は中にあんこが入っているが、これは丁度長野のお焼きのように、中身の具材は野菜とか豚ひき肉のようだ。勧められて一つ食べてみる。熱々の小饅頭を醤油ではないが、独特のタレに付けて食べる。食べた感じは・・、まあまあ無難だ。

旨いとも不味いともどうも判断出来かねる味ではあるが、勧められるままモモを買うことにした。皿に15個ほど載せられているが、先刻昼食を食べたばかりで、そんなに食欲はない。一皿50-60円程だが、半分ほど食べて、残りを返す。さてそろそろ次のバスがやって来る頃だ。乗り遅れないように、バス停付近まで行って待つことにしよう。



こちらも日本語で答えると、小屋の中らネパール人が顔を出してきた。かなり上手な日本語だ。
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ネパールのおやつ、「モモ」を食べるように勧められる。
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モモのスープ。
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下山するバスがやってきた。
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