ちゃおチャオブログ

日々の連続

The Third Eye カトマンズへの道(56)デリーのマック、或いはマクド。

仏教寺院の道路の反対側にはマックの看板が見える。どんなものか入ってみよう。又トイレにも行きたくなったし・・。
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東京のマック店と殆ど変わらない店の構造。
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若者がテーブルの上でゲームのようなものをやっている。昔日本でも流行ったインベーダーゲームのようなものかも知れない。
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トイレはタダで借りられないから、取りあえずはコーヒーを注文した。
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今から30-40年ほど前か、当時のソ連、モスクワにマクドナルド1号店が出店するというニュースが世界を駆け巡った。それからその後、今から20-30年ほど前か、今度は北京に1号店ができたということで、同様にニュースは世界中を駆け巡った。こと程左様に、西洋資本主義の権化のようなマクドナルドとか、コカ・コーラ共産主義国家の中に店を出すというのは、世界の大ニュースだったのだ。共産国家の若者も、所得が上がり、西洋の自由な文化に触れたいとの欲望も高まり、政府も出店を容認せざるを得なくなったのだ。

ロシアには随分以前に一度行ったきりだが、中国にはここ何年、10数回は行っている。上海、北京、大連等の大都市は当然としても、地方の中都市にまでマクド、マックの看板を見かけることが多くなった。上海など、東京ほどは多くはないが、あちこちで店を見るようになった。今では街の風景に溶け込んでいる。

後進国でのマックは、街の食堂、地元のレストランよりはやや高い値段設定になっている。世界標準というか、地元値段に設定できない事情もあるようだ。だから所得の低い後進国にはマックは出ていない。出て行ってもお客は来ないし、利益にならないからだろう。それでも赤字覚悟で、象徴的な店を出すことはある。このデリーの仏教寺院の道路の反対側にあるマックの看板を目にしたとき、そう思った。

ここが1号店かどうかは知らないが、ここは東京で言えば浅草のような、庶民の多く集まる繁華な通りだ。宣伝を兼ねての店を出すことは大いにありうる。先刻仏教寺院でトイレに行ったばかりだが、どうもお腹の具合が思わしくなく、マックに入ることにした。以前タイでマック店に入ったこともあったが、インドでマック店に入るのも後学の為だ。

これも世界標準か。店舗の造りは東京のマック店とそれ程変わらない。店の奥に注文カウンターがあり、その上に掲げられた写真付きメニュー看板から好みの手べ物を注文し、カウンター横で待っていて、出来上がりをセルフでテーブルまで運ぶ。値段は矢張り地元のレストランよりは3倍位は高いか。当方トイレを借りだけだから、コーヒーのみの注文にしたが、まあ、コーヒーはどこでも似たような味だ。

トイレは、昔の植民地の名残を残しているのか(昔のインドや香港のホテルなどでは、トイレの外でボーイが待っていて、水ボールとか手拭きタオルを差し出してくれた)、ここでも清掃員がトイレの外にいて、濡れテイッシュを渡してくれたが、当方別にチップなどは渡さなかった。さて、トイレに入り、コーヒーも飲み、再びすっきりした処で、又外を歩くことにした。



コーヒーを飲み終え、再び通りを歩く。すごい古びたアパートだ。昔の香港の新界、ユマテイー程の酷さはないが・・
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ああ、路上で気持ちよさそうに昼寝している人もいる。
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街角、ジャイナ教寺院の前で1枚。
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ああ、これはシーク教の寺院だ。
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