ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南周遊(27)錫恵公園へ。

真珠加工センターでは、貝の中から真珠を取り出す様子なども実演してくれる。
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展示販売会場では、あちこちで熱心な商談が行われている。
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さて、次にやってきたのは、バスで10分ほどの錫恵公園。
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入城門を入ると、昔風の商店街、参道が続いている。
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広い展示即売会場では、あちこちでパールのイヤリングや真珠のネックレス等々熱い商談が繰り広げられているが、中国商人の上手い処は、日本と違って直ぐにも値引きに応じてくれることである。一体原価がいくらなのかは、買う側には分からないが、売る側からすれば、かなり大胆に値引きしても、利益は出しているのだ。大きく値引きさせると、買う側にしてみれば交渉に勝ったような気持ちにもなり、何か得したような感覚になるが、元々高い値札を付けていたのだから、店側は原価割れということはない。しぶとい客に利益の幅が少し少なくなった程度のことだろう。

今回のツアーで店が幾ら儲かったのかは知らないが、ニコニコ顔の店員さんに見送られ、この真珠養殖加工販売店を出た。次に向かうのは同じ市内にある錫恵公園。真珠販売店は太湖の近くの工業団地内にあるが、この公園は市内を横切った山側の方にある。実際この公園は錫山と恵山の二つの山が複合してできている公園で、山と言っても100mも無いようななだらかな丘陵だ。ただここには中国でも有名な庭園があり、清朝時代の康煕帝乾隆帝はしばしば訪問したようである。

バスに乗って凡そ10分、その山懐の園の入り口にやってきた。中国風の入城門をくぐって中に入っていくと、そこは参道のような土産店街のような通りになっていて、案内板を見ると恵山古鎮と書いている。古鎮とあるからには、この通りはずっと昔からこのような形で、店屋が並んでいたに違いない。少しばかりタイムスリップしたかのような感じ。人出がそれ程多くないのが助かる。

店先を見ると、日本の常滑万古焼のような感じの急須や湯呑を売る店が多い。ああそうだ、ここ無錫は赤茶色の土が採れて、急須等の焼き物で有名な町なのだ。以前の旅行でも急須を1個買ってきて、今でも使っている。中国の万古焼か・・。他のツアー客も興味深そうに手に取って、眺めていた。値段は高いものではない。割れさえしなければ、手頃なお土産品にはなるだろう。



うーん、ここは恵山古鎮という場所のようだ。
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日本の常滑万古焼のような急須や湯呑を売っている店が多い。
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あれ、向こうで人だかりがしている。・・何だろう・・。
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ああ、日本でいう番台将棋のようなものか・・。どこの国でも庶民の娯楽だ。
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