ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.7.(火・晴れ)令和初日、東証大幅安。トランプの腰巾着。

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10連休を控えた平成最後の取引、4月26日の東証終値は152円安の22,155円で終了したが、今日の令和初日の取引、御祝儀相場とはならず、大幅安の335円安の21,923円で終了。トランプ一派に冷や水を浴びせられた格好だ。
一昨日トランプは中国輸入品に今週10日から最大25%の追加関税を課すとの突然のツイートに世界中の市場は慌てふためいたが、1周回ったNY市場では、一時は300ドルを超える大幅下げに見舞われたが、市場は、トランプのいつものブラフ、ほら吹きトランプが又大げさなホラを吹いたが、どうせ実行出来っこない、と法螺を見透かし、マイナスは徐々に回復し、62ドル安で終了した。
それを受けての今日の東証。トランプに対する同様の見方もあり、又、昨夜総理とトランプが電話会談をしたとの報道もあり、むしろ安心感も芽生えて、プラスに転じる場面も出てきた。
処が、処がである。トランプの腰巾着、ライトハイザーが飛んでも無いことを言い出した。トランプのツイートに反応しなくなった市場を見てか、10日からの追加関税は変更する予定はない、と明言したのだ。これには市場も驚き、東証を初めとして,下落の波が世界に広がった。令和初日はご祝儀どころが、葬儀になってしまった。

ライトハウザーがユダヤ教徒かどうかは知らないが、トランプが何かをツィートする都度、世界の市場は大きく動揺し、常に大きく下落するが、それを事前に知っている連中は、逆に大儲けする。ツイートの直前に世界中の市場でカラ売りをしておけば、莫大な利益が1日で転がり込んでくる。利益を上げられるハゲタカは、トランプがいつツイートするかを知っている連中だ。
だが、今回は思う通りに相場も下落せず、これではカラ売りが大損になる、として、今度は腰巾着のライトハウザーを使って、追い打ちを掛け、見事に下落させることに成功した。
連中は世界経済がどうなるかなど、知ったことか。今自分たちが利益を上げられればそれが絶対だ。高関税で世界貿易が縮小し、経済活動が低下し、世界経済が不況に陥る、など自分達には関係ないことだ。知ったことかと空ぶいている。

トランプ陣営で、善良な幕僚はもう殆ど辞めて行ってしまった。今残っているか、新たに引き寄せられた連中は、もう皆大半が腰巾着だ。トランプの言いなりになるか、ライトハウザーのように、トランプ以上に、輪をかけてハゲタカに忠誠を誓う。
世界一の経済、軍事大国の米国。その国を動かす大統領一派がこの状態では、人類の不幸だ。


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