ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.31.(金・晴れ)トランプさん、もうカンベンしてよ!

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じゃじゃ馬大統領も来日した先週4日間は良い子の振舞で、世界中の人々を安心させたが、帰国直後から早くも鬼っ子ぶりを発揮、奇想天外なツイートで、又々世界を混乱に陥れている。

今日で、令和最初の1か月が終了するが、今日も又、全く青天の霹靂、バカげた大統領令で世界の市場を大混乱に陥れている。メキシコ国境からの不法移民の増加に業を焼いた大統領、メキシコの輸入品に対し、来月10日から一律5%の関税を課すとのこと。メキシコが効果的な対策を打たない場合には、毎月5%づつ引き上げ、最終的に25%にする、とのこと。去年から始まった対中、対NAFTA,その他、国防上の理由による高額関税の引き上げに対し、GATTは無言の姿勢だ。大統領自体GATを無視し、無用論を唱えているのだから、GATTが何を言っても聞かないだろうし、場合によったら、GATT脱退も言い出すかも知れない。

戦後の世界経済をリードしてきたブレトンウッズ体制も今や風前の灯だ。各国が自分勝手な自国の主張を前面に押し出し、他国にお構いなしに関税の引き上げ合戦をやったら、世界経済は死に瀕する。大統領にはそれが理解できなくても、周りの人間は分かっている筈だ。ただもう裸の王様になっているのだったら、言う人もいないだろうし、ブレーキを掛ける人もいない。やれやれドンドンの太鼓持ちしか残っていないのか・・。

令和に入ってからの中国輸入品に関する25%への追加関税、対イラン制裁、石油の禁輸、フアーウエイに対する締め付け、等々で、東証は連日下落を続け、月末の今日も、メキシコ問題で、341円からの下落。メキシコに多くの工場を持っている日本を直撃し、アジア株では日本が飛び抜けて大きく下げた。その波は欧州にも及び、同様にドイツが大幅下げ。その余波は必ずやNYにも跳ね返るだろう。全く鬼っ子の面目躍如だ。

令和の初日、22,258円からスタートした東証平均は、今日の終値、20,601円で、この1月の間に1657円も下落した。誰かじゃじゃや馬大統領の口を塞いでくれる人は出てきてくれないか。毎日ゴルフだけやっていってもらうようにはできないかのか。 もういい加減にカンベンして下さいよ、大統領閣下!


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