ちゃおチャオブログ

日々の連続

四国霊場・徳島編(12)三番金泉寺の井戸を見て、ホテルに向かう。


読経が終わってから、大師の掘った黄金井を見に行く。
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この井戸の底に顔が映れば、幸せになれると言われている。
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今日1日案内をしてくれた先達の山中さん。姫路出身とのことだ。
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自分も今日最後のお寺で、記念の写真を撮ってもらう。
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今日最後の訪問先、第三番札所金泉寺。この寺には名前の通り、1200年程前弘法大師が井戸を掘った処、黄金の霊水が湧出したとの伝承が残されていて、その時の井戸は現在も残っている。先達山中さんの話では、この井戸の底を見て、顔が上手に映っていれば幸運が訪れる。もしも顔が見えなければ、いろいろ善くないことが起きる、と言われ、参詣者も大師堂をお参りした後、この井戸へ向かい、それぞれ井戸の底を眺めている。皆、それぞれ、ああ、見えた! 見えた!と喜びの声を出している。

義経の時代にもこの伝承があったかどうかは知らないが、もしもあったとしたら義経もやっただろうか・・。当然義経記にはそんな記述はないだろうが、この寺の庭には弁慶の力石が保存されている。これも伝説の類だろうが、その割にはそれ程大きな石ではなく、弁慶で無くとも、ちょっとした力持ちなら、持ち上げられそうなサイズの石だ。先達さんからの解説もないし、立て札にも具体的なキロ数は書いてないが、見た所、1俵、60キロはないだろう。

考えてみたら今日1日自分自身の写真は全く撮ってなかった。お寺回りとお経に忙しく、誰かに頼んで写真を撮ってもらうお願いをするのにも気が引けた。今日の巡礼の最後として、1枚は撮っておこう。山中先達の写真を記念に撮って、その先達さんに自分の写真を撮ってもらう。井戸の中の自分の顔を見て、これからも良いことがありますように、と。皆もほっとしたのか、各自写真を撮りあっているようだ。さて後はホテルにチェックインするだけ。再び大きな吉野川を渡り、徳島市内に入った。今晩はゆっくり休もう。


今日1日お世話になった金剛杖。
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このお寺には、弁慶が持ち上げた力石も保存されている。
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これがその力石。見た感じそれ程大きくはないが・・。
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三番札所金泉寺を最後に今日の巡礼を終了し、徳島市内のホテルに向かう。今四国三郎吉野川を渡る。
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