ちゃおチャオブログ

日々の連続

東青梅、塩船観音ハイキング(3)吹上菖蒲園を経て塩船観音寺へ。

勝沼城址の後背地は深い杉林になっていて、入り込むのがためらわれた。
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今度は同じ曹洞宗のお寺、妙光寺の墓地を通って下山することにした。
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やしろツツジが満開に咲いている。燃えるようだ。
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野辺の花も珍しい。鷺草のようにも見えるが・・。
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勝沼城址の裏側は、余り手入れされていない鬱蒼と茂った杉林になっていて、この林の中を横切って行けば、吹上菖蒲園へ出ると思われたが、杣道もはっきりしていなく、一旦下の道路へ降りて、道路に沿って行くことにした。この勝沼城址を守るようにして二つの寺院があって、それはどちらも同じ曹洞宗なのだが、今度はさっき登ってきた光明寺とは別の妙光寺へ降りることにした。ここも墓地の境内を突っ切って下るのだが、この勝沼城が以前は師岡城と呼ばれたように、墓地には師岡家代々の墓石が数多く見られた。戦国時代以前から師岡の一族がこの城も寺も周辺も守ってきたのだろう。師岡の湯名人やスポーツ選手、代議士などもいるだろうが、由緒ある名前だ。

光明寺ではなく妙光寺から住宅地の道路を歩いて20-30分の場所に吹上菖蒲園があるが、まだ季節が少し早いのか、訪れる人は少ない。もう5月に入ったのだから、菖蒲やアヤメなど咲いていてもよさそうなのに、ここでは全く蕾も見せていない。山が下り落ちた谷地になっていて、平均気温も他の場所よりは低いのか、青々とした葉が茂っているだけである。まだ1か月は早い感じだった。丁度昼も過ぎ、人も少ない。日当たりの良いベンチを選び、ここで昼食を取ることにした。初夏の陽光の下、ビールが気持ち良い。

再び住宅地を道路を歩いて凡そ30分、切通の先に塩船観音が見えてきて、下の道路はこの寺に押し寄せてきた観光客で渋滞気味だ。駐車場があちこち店開きしていて、お寺の法被を着た誘導員があちこち大声出して車を呼び込んでいる。今は無くなったが、府中免許試験場前の代書屋の呼び込みのような賑やかさだ。1年に一度、躑躅が咲く僅か1か月の書き入れ時だから、檀家衆も熱が入ろうというものだ。さて山門前の喧騒の駐車場をしり目に、早速お寺にお参りに行こう。



妙光寺本堂。戦国時代以来の由緒ある寺に違いない。師岡家の墓標を多く見た。
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吹上菖蒲園にやってきたが、開花はこれからだった。人が少ないので、ここで昼食にした。
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ここは谷地になっていて、周りよりは平均気温が低いのだろう。開花まではまだ数週間を待つようだ。
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そこからさらに20-30分、塩船観音寺にやってきた。
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