ちゃおチャオブログ

日々の連続

四国霊場・徳島編(2)一番霊山寺。

第一番札所、霊山寺に参拝に向かう一行。
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神仏習合で、境内には神社も建立されている。発心の門、と呼ばれている。
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本堂の中には椅子もあって、寺僧の法話も聞けた。
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本堂の見事な天井絵。
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空港からは真っ直ぐ鳴門にやってきた。30分ほどの距離で四国霊場第一番霊山寺に到着した。自分は事前に杖とか白衣、数珠などを買っておいたが、34人の参加者の中にはそうした装具を買っていない人もいて、この寺に着いて最初に案内された所は販売所で、皆それぞれ必要な装具を買っている。バスの中で先達から必要品の3点を挙げて、経本、数珠、輪袈裟は必ず必要とのことで、当方、輪袈裟がなく、ここで購入する。それから添乗員に御朱印帳を預け、この3日間で参拝する23ケ寺分の御朱印代として6900円を支払う。御朱印代は1ケ寺300円だ。これは関東のお寺でも同じで、金額は長らく変わっていない。

各自の買い物が一段落して、先ずは本堂への参拝。蝋燭、線香、納札を収め、先達の先導で34人全員が唱和する。それが終わって次に大師堂で同様の作法をし、この寺の巡礼は終了となる。細かい作法等があって、あれこれ写真を撮る間もない程だが、それぞれ皆さん工夫して思い思い写真を撮っている。自分もパチパチ背景構図などはお構いなしに、タイミングが合えば撮影した。こうした点、個人旅行だと自分の判断で時間配分もできるのだが、団体であれば、先達の言う通りに従って動いていかなければならない。

四国巡礼八十八ケ寺霊場の第一番霊場霊山寺。最初のお寺だけあって境内も広く、建物も重々しい。この寺の由比署は古く、聖武天皇の発願により行基菩薩が最初に建立したのだが、ほぼ100年後、弘法大師がこの寺にやってきて、最初の根本道場とし、名前も又、インド霊鷲山から名前を取って霊山寺(リョウゼンジ)とし、山号も又和国の天竺として竺和山(ジクワサン)と名前を変更したとのことである。八十八ケ寺はこのお寺をスタートして、阿波の国(徳島県)23ケ寺を回り、続いて時計回りに高知県愛媛県と回って、最後に香川県(讃岐)の大窪寺で結願となるものである。



境内にはツアー客以外にも個人でやってきた参詣者もいる。
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境内には多宝塔も見える。
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境内からは山門も良く見える。外人も多かった。
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次に大師堂をお参りし、この寺を後にする。
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