ちゃおチャオブログ

日々の連続

四国霊場・徳島編(39)法輪寺を出て最後の札所切幡寺へ。

第九番法輪寺本堂を後にする。
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田中の法輪寺さん、山門ともお別れだ。
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法輪寺山門の前には江戸時代から続いている大福もちの店もある。
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お寺の周辺にはタバコ畑が広がっている。
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焼山寺を下った川の畔にある田中食堂で3杯うどんを食べて昼食を終え、午後からは同じ吉野川流域にある藤井寺法輪寺にお参りし、いよいよ今回のツアー最後の札所、切幡寺へ向かうことになった。大河四国三郎吉野川を渡って、藤井寺とは川を挟んで反対側の山裾にある第十番切幡寺。この流域の周辺には”うだつ”で有名な脇町があるが、先達は姫路からやってきた人で、この辺りの地理にはそれ程詳しくなく、そんな説明もなかった。尤も、お遍路に来ている人々にとっては、うだつの町脇町を紹介したとしても、関心を示す人もいないだろう。皆、観光ではなくお参りに来ているのだ。

川を渡って真っ直ぐ進むと山裾に出て、そこからは徒歩組とタクシー組の二手に分かれる。元気で脚力の強い人は、333段の石段を登って本堂に向かう。凡そ5-6人が徒歩に挑戦し、残りの参詣者はタクシーに分乗し、本堂に向かう。自分も5年前だったら石段に挑戦しただろうが、この5年で脚力はがっくり落ちて、歩いて登ったら他の参詣者に迷惑がかかる。一人頭500円の割り勘料金を支払って本堂直下まで運んでもらった。石段の上から下を見ると、5-6人の健脚者はまだ石段の下の方を喘ぎながら登ってきている。バスで臨席だった松戸からやってきた藤波さんもその内の一人だ。自分よりも4-5歳は若く、普段は近くの農家から借りた菜園で畑仕事をしていると話していたので、脚力には自信があるのだろう。

いつもはお寺の長い参道を歩くのに時間がかかり、大概は最後の方で蝋燭と線香を立て、心経の唱和に進むが、今回はタクシーで一足先に本堂に来たお陰で、先に線香蝋燭を立て、石段組が登ってくるのを待っていた。この寺に関しては余裕のお参りで、先に本堂の裏手にある切幡観音にお参りし、写真も先に撮ることができた。いつもは唱和が終わってから、慌てて写真撮影するので、ピントが合わなかったり、不必要な被写体が入り込んだりして、満足いかないものだったが、この寺に関しては、そうした憂さもなく、皆が揃うのをゆっくり待って、今回お遍路の最後の唱和に進んでいった。



次にやって来たのは今回ツアーの最後の札所、第十番切幡寺
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タクシー組は早々と本堂に着いたが、健脚組はこの333段の石段を登ってやってくる。
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石段組がやって来るまで時間があったので、本堂裏手の切幡観音なども写真に撮っておく。
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由緒深そうな境内だ。
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