昨日、今日と天気が優れず、晴れ間が見えない。歩行を欠かすことは出来ないので、昨日も霧雨の中、野川に出る。細かい霧状の細雨。笠を差している人もいるが、笠無しで歩いたり、ランニングしている人もいる。
自然回帰。
人々はコロナ騒動で会社へも行けず、学校職場も休みの所が多い。息抜きできる場所は公園位か・・。
自分は以前から週に数回、野川や浅間へ散歩に出ていたが、散歩していて行違う人はほんの数人。殆ど誰もいない日も多々あった。晴れた土日でも、今の晴れたウイークデイよりも少ない人々だった。このコロナ騒動で、人々は外出自粛で、行く場所がなくなり、唯一、公園へ出て、気分晴らし、健康増進を図っているのだ。
昨日の霧雨の中、今日こそは誰もいないだろうと、マスクもせずに出かけたが、しまった！ いるいる。晴れた日よりは少ないが、何人もの散歩人に行き交う。何もこんな小雨の中、出歩かなくても良いだろう、と内心思ったが、彼らにしてみれば、毎日公園を歩くのが習慣になったようだ。
ケガの功名。
コロナという史上最悪の病原菌の為、人々は必要最小限以外の外出が禁止され、行き場を失って、公園に集まるようになった。彼等にとって、公園を散歩することが毎日の日課になり、習慣として定着した。実に健康的で良いことだ。パチンコや映画カラオケ、スポーツクラブやショッピングと言った、レジャー産業から解放され、自然を親しむようになったのだ。コロナが終息し、会社学校も再開され、人々が自宅待機から解放されるようになっても、この良風、自然に親しみ、公園を散歩する習慣は忘れないでもらいたい。
今日は曇ってはいるが雨もなく、昨日の倍ほどの人々が公園を散歩、ジョグしていた。南側林ではカッコウが鳴いていた。今年初めて聞く。以前は自宅近くまで取んで来て、早朝飛びながら鳴いていたが・・。閑古鳥。誰が名付けたものやら・・。
今日は月命日。小ぶりのヒマワリを飾り、リンゴとオレンジを下げて、代わりにカステラを上げる。法華経、真言、観音経をあげる。
