今日の柔道100キロ級で、ウルフが韓国勢を下し、15個目の金を獲得。57年前の東京五輪16個に後1個に迫る大躍進。特に今回は柔道の躍進が目立つ。柔道だけで合計8個の金を取得している。様変わりの柔道。元金メダリストの山下がJOC会長で、監督も篠原を引き継いだ井上康生がそれぞれ金メダリストだ。選手もこうなったら、金をとらざるを得ない雰囲気。それが固くなって萎縮するのではなく、自身の力を120%引き出している。素晴らしい業績だ。
柔道陣の大活躍は、全く目を瞠るものだが、期待されたにも拘わらず、本来の実力が発揮できず、予選敗退の金候補者も何人かいる。番狂わせの結果だ。
瀬戸大也が予選敗退は、番狂わせでもなく、当然の結果、報いだったのだろう。旗手を務めた石川佳純が格下のシンガポーリアンに敗れたのは予想外だった。マッチポイントで最後の1球が入らず、セットを落とし、ずるずる負けて行った。重圧があったのか・・。女子バドペアの世界一のナガマツペアが最後の1点が取れず、韓国勢に逆転負けし、8強で敗退。世界一の桃田は早くも1回戦で敗退。当然金を取れると思われた最強選手が番狂わせ。Real Timeのスポーツの怖さだ。
大番狂わせは、点火式をした大坂なおみで、3回戦で早くも姿を消した。錦織が負けるのは想定内で、彼はもう峠を越している。ゴルフ松山、今日から始まったが、1打差で付けている。松山はやってくれるだろう。番狂わせで、日本人を失望させてくれないことを願う。