東京駅中央線ホームから八重洲口方面の高層ビルが見える。
こちらも来るたびに高層ビルが増えている様だ。
東京駅も化粧直しし、昭和初期の優雅な姿が戻ってきている。
ああ、東京中央郵便局もこんな超高層ビルになっている。今は亡き鳩山邦夫元総務相も取り壊し前にこのビルの前で何か息巻いていたが・・。
阪急トラピックスの1日バスツアー。三浦半島の河津桜の花見に出かける。昼食に三崎のマグロも魅力だった。申し込みが遅くなり、新宿集合が満席になっていて、1日遅れの日曜日、東京駅集合のツアーを予約した。バスは千葉方面のお客さんを西船橋で乗せて、東京駅までやってきて、ここで東京からの参加者を乗せるのだ。新宿参加と比べ、距離も遠くなり、電車台も余分にかかるが、まあ、東京駅で降りるのも久しぶりだし、このツアーに決めた。
東京駅は成田空港へのシャトルバスの利用で、八重洲口に出るのはコロナ禍であっても数回あったが、丸の内口に出るのは久しぶりだ。丸ビル前の集合時間が9時30分。以前の会社員時代は電車に乗りなれていて、自宅から東京駅までの時間も凡そ頭に入っていたが、もう何年も通勤をしてなく、塩梅を忘れてしまった。早目に行く分には間違いないだろうと、8時前に自宅出た。1時間半取っていれば十分だろう。
そう言えば、今日は日曜日で中央快速は休日運転で、普段停車する西荻窪、高円寺等は飛ばして進む。東京駅には随分早く付いて、集合までには殆ど1時間近くも余ってしまった。丁度良い機会だから、丸の内駅前周辺を少し散歩する。ここへ来るたびに高層ビルが増え、東京の表玄関、国際都市の装いを年々新たにしている。旧丸ビルも旧新丸ビルもも何なんか前に高層ビルに建て替えられているが、久しぶりに来て、見ると、改めて新鮮さを感じる。改めて記憶に留めておこう。
左側の元国鉄本社ビルも身売りし、JR本社は今は新宿に移り、ここには全く別の会社の高層ビルが建っている。正面奥に紀伊国屋ビルも見える。
赤いレンガ造りの東京海上ビルが最初にこの場所に建った時、皇居が丸見えになると、物議をかもしたが、もう半世紀になるか・・。この海上ビルも間も無く解体され、再築される。
奥のパレスホテルも何年か前に再築された。旧パレスは三島由紀夫のお気に入りで、その8階レストランから皇居を眺めるのが好きだった。
嘗て自分も勤務していた本社ビルも尚お堀端に面して建っている。しかし、ここも近々解体されるだろう・・。