ちゃおチャオブログ

日々の連続

壱岐・対馬2島巡り(7)壱岐島着。

博多湾を出ても高速船は島伝いに海上を進んで行く。前方に見える島は佐賀の沖合か、既に壱岐か・・。

 

博多からは1時間ほどで壱岐、郷ノ浦に到着した。

 

ツアー客の面々。バスが来るのを待っている。

 

良く整備されたフェリーターミナルだ。

 

 

右側の志賀島、左側の能古島に守られるように巾着袋のような博多湾を出ると少しは波も出てきたが、全く揺れは感じない。直ぐに又右手に島が見えてきて、外洋に出たというよりは、尚島続きの内海を走っているような感じだ。台風2号の影響からか、天気はもう一つで、圧雲が垂れ込めていて、視界はもう一つだったが。

 

ツアー案内リーフでは高速船で1時間10分と書いてあったが、左手に島を見ていると、又、次の島影が見えてきて、そこはどうも玄海島か佐賀の先端の島の様だ。海は島影で一繋がりになっている感じで、ここが外洋とは思えない。博多を出て30ー40分もするともう右手に壱岐の山影が見えてきて、その沿海を巻くようにして進む。壱岐が福岡、佐賀とこれ程近い場所にあるとは思わなかった。南海の孤島でもなんでもない、佐賀の隣の島だ。

 

島影を見ている内に湾に入り、1時間もしない内に近代的な郷ノ浦フェリーターミナルに着岸した。もっと賑やかな町かと思っていたが、案外人家は少ない。この島の人口は2万5000人程。この島にあった4つの町が平成の大合併で1つの市に纏まり、壱岐市となったものだが、それぞれ4つの町は同じような人口規模であった。中で、今フェリーが到着した郷ノ浦は人口の一番多い町だったが、それでも数千人程度の町だった。合併当時3万人を超えていた人口も年々減少し、この20年で5000人以上も減っている。フェリー乗り場から眺めた限りでも、賑やかさは感じられなかった。

 

郷ノ浦は壱岐で一番大きな町だが、それ程人家が多いとは思えない。

 

コロナさえなければ、このフェリー乗り場も沢山の観光客で賑わっている筈だが・・。

 

迎えのマイクロバスがやってきて、宿舎に行く前に1か所観光に回る。

 

これから黒崎砲台に向かうが、その途中の見晴らしの良い高台に出た。