ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.6(水・曇り)東村山一家4人心中続報。コロナ・オミクロン第7波。

 

今朝の毎日新聞、東村山一家4人焼身心中事件の続報が出ていた。昨日に続いての二日続きの連日掲載は珍しい。36歳の次男と26歳の四男が60代の両親と共に、何故一緒に死んで行ったのかは、まだ判然としないが、どうも二人ともニート、仕事もしないで、引きこもり状態だったようだ。長男はいつかは不明だが、随分以前に実家を出て、一度も帰ったことはないようだ。所謂、家族とは没交渉状態だったようだ。その長男が独身なのか、家庭を持っているかは記事では不明だ。

心中する前にどうも4人は話し合いを行い、4人が合意した上で、父親が全員に灯油を撒いて、ライターで火を付けたようだ。この出火の20分前に警視庁HPに「放火焼身心中」とのメッセージが送られ、平仮名で家族4人の名前が書かれていたようだ。メッセージを送ったのは誰か不明だが、次男か四男のどちらかだろう。

明らかに生きる意欲を無くした4人。現在の自宅は元々は新聞販売店で、父親はこの販売店で働いていたが、店が閉店するに際し、店主から借家として借り受けた。それは今から30年ほど前のことである。父親はその後、小平市内にある別の販売店で働いていたが、2年前、足を悪くして販売店を辞め、無職となった。収入は所沢市内の飲食店で働く母親のパート収入だけになり、この頃、家賃を8万円から6.5万円に減額してもらった。この頃、父親は子供たちに、「お父さんはもう死ぬしかない」と伝えた処、子供たちも「お父さんが死ぬなら、僕たちも一緒に死ぬ」と答えたらしい。これは事件後、記者等が元勤務先の販売店主から聞いた話だ。

今年の3月、64歳の母親は、何らかの事情で飲食店を退職し、当月から家賃の振り込みが途絶え、5月、全員で死に至った。周囲との普段の付き合いも無く、近隣住民は家族が経済的に困っている状況には気が付かなかったようだ。

典型的な無縁社会無縁社会は今に始まったことではなく、芭蕉の時代にも、「秋深し 隣は何をする人ぞ」にあるように、付き合いもなく、無関心だった。助け合い運動などは、上っ面の言葉遊びで、現実は、日本人社会は冷たい。他人の事などどうでもよい、自分のことで精一杯だ。それが日本社会の基本だろう。

 

新型コロナ、オミクロンの感染力が強く、全国でも大都市圏でも、再び又感染者数が爆発的に増えている。第7波がやってきた。BSフジの反町アナも感染し、現在休業中。悪い所へでも遊びに行ったのか・・。自分はワクチン4回目を接種しているが、このオミクロンにはワクチンは効かないという。それでも、莫大なお金を出してファイザーから買ったワクチンを無駄にして、ドブに捨てるくらいならと4回目を受けた。専門家はこれからの問題について、的確な情報を提供すべきだ。日本の学者は情報を出し渋っている。