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日々の連続

中国・歴史の旅(14)上海博物館案内9.中国古代庶民の息吹。

上海博物館1階の半分はこうした庶民の生活具、武具、埴輪、等が展示されている。
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2時間余りを費やした上海博物館巡りもこれでいよいよ終わりとなる。1階の青銅器館以外の場所では、中国古代庶民の生活具、埴輪、武器、銅鏡、などが展示されている。日本と中国の歴史の長さは異なるが、こうした武具、銅鏡などを見ていると、日本古代の卑弥呼の時代と共通する何物かを感ずる。国家形成の早い段階、その元にうごめく人々の美への憧れ、記憶、保存、永続への気持ちは、中国人も日本人も変わらないものを持っているようだった。

銅矛らしきものも幾つか見える。中国では武具としての銅の時代は短く、鉄に代わって行ったが、それで展示数が少ないのかも知れない。又、銅鏡にしても数枚程度しか展示されていなかった。銅鏡に関しては日本の方が遥かに多く掘り出されている。最初のオリジナルを中国から持ち運び、それを元にして日本国内で作られた複製だ。その当時から日本人は見よう見まねが器用で、応用性に富んでいた国民だったと言えるかも知れない。

青銅器館を出たところに20-30人の団体グループがいる。見覚えのあるガイドの旗だ。阪急トラピックスの団体で、近付いて話を聞くと、ガイドが日本語でこの館内の説明をしている。皆熱心に話を聞いている。1-2時間この館内を巡れば、皆誰でもちょっとした考古学者、古代学者になれるだろう。帰国後は周りの誰彼にそうした自慢話しもできるかも知れない。そうした思いで博物館を出ると燦々とした太陽が上海の高層ビルを輝かせていた。
 
 
 
 
 
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