獅子林の膨大な量の太湖石の小山に圧倒される。
皆、この巨岩の前で記念写真を撮っている。
当方も中国人観光客にあやかり、写真を1枚。
ああ、この場所は康熙、乾隆、が北京から時々遊びに来て、この庭園を眺めていた「真趣亭」だったのだ。
四阿の中の皇帝ゆかりの品々。
しかしそれにしても凄い量の太湖石が続く。
ガイドの説明によれば、この獅子林は蘇州4大名園の中でも一番美しい庭園とのことである。当方に取ってはその違いは良く分からないが、この庭園の美しさに惚れて、清の乾隆帝は何回もここへ訪れたとのことである。この庭園の中程にはありったけの太湖石を寄せ集め、小山のようにした中庭があるが、乾隆帝はこの庭園に来るといつもこの正面の場所にある椅子に座り、眺めていたとのことである。今でもここに残されている四阿は「真趣」と呼ばれている。
太湖石。中国で3番目に大きな太湖の湖底から引き揚げられた石灰岩の石で、水中での長い時間の風化により、奇妙な形をしていて、穴なども開いている。中国では庭石として人気が高く、高額な値段で取引されているようだが、それもその筈、現在ではこの太湖石の採集は禁止されているので、猶更プレミアムが付いているようだ。
これだけの量の太湖石を取り揃えている獅子林。これだけの数量で1国の売買に値するかも知れない。以前北京の頤和園を訪問したことがあるが、そこにはこれ程の量の太湖石などなく、乾隆帝が京杭運河を船に乗って、遥々北京からこの地にやって来たのも分かるような気がする。この石は奇妙な形をしているので、見方によっては色々な想像が働き、皇帝と言えども一人空想の世界に逃避することも出来たのかも知れない。
膨大な量の太湖石の庭に圧倒され、園内をぐるぐる回り、中国の歴史を感じ、夕方にはまだ大分早いが夜のツアー、大運河のクルージング等のOptional Tourもあるので、早目に蘇州市内に戻り、大運河傍のリバーサイドで夕食となった。
太湖石。中国で3番目に大きな太湖の湖底から引き揚げられた石灰岩の石で、水中での長い時間の風化により、奇妙な形をしていて、穴なども開いている。中国では庭石として人気が高く、高額な値段で取引されているようだが、それもその筈、現在ではこの太湖石の採集は禁止されているので、猶更プレミアムが付いているようだ。
これだけの量の太湖石を取り揃えている獅子林。これだけの数量で1国の売買に値するかも知れない。以前北京の頤和園を訪問したことがあるが、そこにはこれ程の量の太湖石などなく、乾隆帝が京杭運河を船に乗って、遥々北京からこの地にやって来たのも分かるような気がする。この石は奇妙な形をしているので、見方によっては色々な想像が働き、皇帝と言えども一人空想の世界に逃避することも出来たのかも知れない。
膨大な量の太湖石の庭に圧倒され、園内をぐるぐる回り、中国の歴史を感じ、夕方にはまだ大分早いが夜のツアー、大運河のクルージング等のOptional Tourもあるので、早目に蘇州市内に戻り、大運河傍のリバーサイドで夕食となった。
どれ程の財産かは測り知れない。
庭園をくまなく歩く。
石の船などもある。・・・どういう意味だろう。
蓮池には大きな鯉がいっぱい泳いでいた。
この太湖石の空洞自体が人々の遊び場となっている。
約1時間余りの獅子林巡りを終了する。次はRiver Sideだ。