成田空港反対闘争は既に裁判で決着がついているが、まだ今もこうして航路の邪魔をし続けている。
離陸直後の空港周辺。
以前は田野だけだったのが、最近は随分人家も増えてきている。
外房、片貝海岸の辺りが見えてきた。
平和な日本の田園風景。
君津沖、新日鉄工場の煙突が見えてきた。
もう直ぐにも川崎工業地帯を通過する。
相模の大山。右手に参詣道が良く見える。
名古屋か四日市、或いは大阪かも知れない。
もう既に阪神工業地帯、尼崎の辺りかも知れない。
ああ、瀬戸内が見えてきた。牛窓の辺りか・・。
瀬戸内の島、江田島のようにも見えるが・・。
とするとここはもう広島上空か。
旅行は楽しい。いつ、どこへどんな形で行くとしても、旅行は楽しい。だから飛行機に乗る時は、もしも窓際の席が取れれば、窓際をお願いする。同じ空を何回飛んでも、時間、飛行コースの微妙なずれ、右か左の席かで異なる地上の景色。
今日の座席は71L.71というと、殆ど後方に近い場所で、L、は操縦室に向かって右側の窓側。羽根から離れた場所にあり、地上は良く見渡せる。離陸と同時に外房の海岸線が垂直に伸びているのが見える。それから直ぐに君津沖の新日鉄の溶鉱炉、その向かいの川崎工業地帯。少し雲もあるが、良く見える。
暫らく本州の上空を飛び、次に見えてきたのは関門海峡。門司と下関がくびれた海峡を挟んで向かい合っている状況が良く見える。その手前には又新日鉄の八幡工場。機は玄界灘に出て、眼下に海ノ中道、志賀島を右手に眺め、博多湾上空を飛んで五島の洋上へ抜けて行った。ここまでの約1時間、本当に見ごたえのある空中散歩を愉しめた。
今日の座席は71L.71というと、殆ど後方に近い場所で、L、は操縦室に向かって右側の窓側。羽根から離れた場所にあり、地上は良く見渡せる。離陸と同時に外房の海岸線が垂直に伸びているのが見える。それから直ぐに君津沖の新日鉄の溶鉱炉、その向かいの川崎工業地帯。少し雲もあるが、良く見える。
暫らく本州の上空を飛び、次に見えてきたのは関門海峡。門司と下関がくびれた海峡を挟んで向かい合っている状況が良く見える。その手前には又新日鉄の八幡工場。機は玄界灘に出て、眼下に海ノ中道、志賀島を右手に眺め、博多湾上空を飛んで五島の洋上へ抜けて行った。ここまでの約1時間、本当に見ごたえのある空中散歩を愉しめた。
眼下は宮島のようだが・・。
ああ、関門海峡が見えてきた。関門大橋も良く見える。
海峡に浮かぶ巌流島も良く見える。
北九州工業地帯。空港滑走路も見える。
本州と九州を隔てる海峡。
先刻新日鉄君津工場を見てきたが、今度は八幡工場だ。
次はもう宗像の浜。蒙古来襲の古戦場でもあった。
更に海の中道。眼下は福岡だ。
中道の先端、志賀島も今日は良く見える。
遠く壱岐島を眺め、機は洋上に出た。