ちゃおチャオブログ

日々の連続

さまざまなタイ旅行(83)バンコクの地下鉄。

地下鉄入口付近に行商らしき人もいる。
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地下鉄構内に入るにはセキュリテイチェックを受けなければならない。
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身障者用エレベーターはどこの駅にも付いている。これは国際標準だ。
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広々とした通路。20年先の人口増を見込んでいるのかも知れない。
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構内にはこうした小ギャラリーも作られている。殆どの人は素通りしていくが・・
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前方が自動改札機。右が駅員の事務所。
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この自動発券機でトークンを買う。
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自動改札を抜けホームに向かう乗客。
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昨日も触れたように、バンコクには現在地下鉄は1路線しかない。バンコク市内の北にあるバンスー駅から市の中心地スクンビット通りを通過して、このフアランポン駅まで通じている路線だ。地上を走る高架鉄道、BTSに対し、この地下鉄はMRTと呼ばれている。市民の便利な足である。

何回かタイへ来ている内、こうした路線図が頭の中にインプットされているので、駅構内に掲示されている路線図を改めなくても、これから行くBTSのナナ駅までの行路はほぼ分かる。この地下鉄でスクンビットまで行き、そこでBTSに乗り換えれば良いのだ。

前も説明した通り、この地下鉄は日本の援助により2004年に開業した。まだ7年前だ。当方が最初にバンコクを訪問したのは6年前のことだから、この地下鉄が営業開始してからまだ1年そこそこで乗車したことになる。それよりももっと記念すべきは、スワーナブームがオープンして1か月後のこの空港に降り立ったことで、その時の、通関出口の大勢のタクシー客引きに圧倒され、つい、800Bも払って、市内のホテル、当時はツイン・タワーだったが、まで乗せられたことである。

僅か6-7年の間にバンコクの交通インフラも急速に整備されてきている。その空港からは既にエアポートリンクと言う高速鉄道が市内まで通じていて、それら雲助タクシーの客引きも影を潜めた。瞬く間に近代化し、そうした前近代的なタイの良さが段々薄れていく淋しさも一抹感ずるが、こうして東京に住んでいるように、自販機でチケット、ここではトークンになっているが、購入し、自動改札を抜けてホームに行き、駅員の全く見られないホームで、無機質なスピーカー音を聞いて電車の到着を知り、更に電車を乗り換えて行く。人の温かみは薄れ、ほぼ自動的な機械音、スピーカーの案内に従って移動する。世界標準はこういう所にも押し寄せ、タイ人の暖かさ、元気さを徐々に失わせていく。近代化の裏腹の事情かも知れない。
 
 
 
 
ホームにはすべてホームドアが設置されている。日本より進んでいる!
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駅名の案内表示は日本と変わらない。むしろ英語だけですっきりしている。日本は、英語に加え、中国語、韓国語、しまいには繁体字まで書いてある案内板があるが、英語だけですっきりすべきだ。
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車両は経済効率を考えてか、狭軌のようだ。
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車内の広告板。
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車内にはテレビモニターなどもあって、盛んに広告を流している。
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エスカレーター、エレベーターはどこの駅でも標準装備だ。
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