ちゃおチャオブログ

日々の連続

さまざまなタイ旅行(94)オーンの部屋で。

オーンのアパートはBTS駅からバイクタクシーで20B,3-4分のところにある。タイ語でB.P.ハウス(เฮ้าส์)と書いてある。
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日本で言う1Kの部屋。
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ベッドの横には神棚もある。
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名前は知らないが、いろいろと仏様が祀られている。
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死んだ猫のお供え物。
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ベランダで死んだ猫の霊に祈るオーン。
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以前付き合っていた女性の家はバンコクの郊外にあって行くのが大変だったが、その点オーンの部屋は街中にあって行くのは楽だ。BTSの終点オンヌットで下りてそこからバイクタクシー2台に分乗して行く。タクシーではなくバイクを利用するのが彼女の流儀なのか当方もそれに従う。フリーのバスも出ていて、いつもはそのバスで自宅―駅間を往復しているとのことである。

東京で言えば、中央線の中野とか高円寺の、駅から少し離れた住宅街と言ったところにマンションはあり、4階建てで階段しかない。これも日本の中級マンションでは一般的だ。部屋はまあ、6畳か8畳一間にバス・トイレが付いている、といった感じ。バスは勿論シャワーだけだが。

日本では普通に付いているガス、水道等の炊事場はない。そもそも部屋で料理を作る、という習慣がタイ人にはないのかも知れない。これだけ外食産業が発達していて、外で手軽に食べられるし、お持ち帰りも安く買えるので、そんなのを買ってきて、レンジで温めれば、直ぐにも食べられるので、調理する必要もない。

これで部屋代を聞くと電気代込みで4000B,約12、000円。彼女の収入が12,000~3000B,5万にも満たない。パタヤの大學に入寮している息子への仕送りが毎月6000Bからあるというので、確かに生活は大変だ。部屋はもう一人の女性とルームシェアしているが、今彼女はイサーンの田舎に帰省しているので、今は一人で生活しているとのこと。地方から出てきて、大都会で働き、且つ、息子への仕送りもしている。中々大変なことだ。

こんな一間の部屋、日本で言えば1Kのような部屋だが、それでもちゃんと仏様の飾り棚がある。タイの仏教が隅々まで行きわたっているのは、こうした光景を見ると実感する。仏の名前を言っていたが、当方には聞きなれない名前だった。日々お供えをし、お祈りをしているとのことである。今日も外から帰って最初にすることは、仏の水を替え、お祈りすることである。

更に珍しい行動は、小さなお椀に食事を盛り、外のベランダに持ってって、天を仰ぎ、何やらお祈りすることである。後で聞くとそれは何日か、何か月か前に死んだ飼い猫の弔いとのことである。可愛がっていた猫が死に、その霊を慰める為、毎日こうして食事を盛って、お祈りをしているとのことである。日本でも犬猫のお寺やお墓が出来たりして、人間並みに篤く弔うような風習が増えてきているが、このオーンのように毎日弔いをするような日本人はまだいないだろう。動物愛というか、生き物の命というか、人と同じように敬う気持ちはタイ人でないと分からないかも知れない。

昨夜が寝不足で、オーンのベッドで横になる。四肢のマッサージを受けている内に自然と眠くなり、夕方まで寝込んでしまった。気持ち良い午睡だった。
 
 
 
 
 
買い物に駅前まで出る。
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立派な消防署だ。
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自宅にはガス台がないので、炊飯器でカリフラワーを茹でる。
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又、テーブル、ちゃぶ台なども無いので、床の上で食事。
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さあ、満腹した。一休みしようか・・
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