ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(44)天童寺を去る。

天童寺・放生池の前には、英語、日本語、韓国語の案内表示が出ていた。
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池に沿って寺の外に出る。
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天童寺と道元さんに別れを告げて寺を出る。
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門前にはちょっとした土産店が並んでいる。
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午後の遅い時間、参詣客も少なく、店の関係者はポーカーに興じていた。
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永平寺が福井の近郊の平野部の延長線上の奥まった、少し小高くなった山間の手前に位置しているのと同じように、ここ天童寺も同じような感じのロケーションにある。元々道元師はこの寺で修行したのだから、帰国後どこかに修行道場乃至佛院を建立するに当たっては、この天童寺のイメージが脳裏に残存していたのかも知れない。

日本からの団参団や女子高生の石碑を眺めながら、ぶらぶら池の畔を歩き、ドライバーの待っている場所に向かう。今の時間は参詣者の姿は全くと言ってよい程見えないが、朝の時間とか休日にはもっと賑わっているのかも知れない。お寺の前、池を守るようにして数軒の土産物屋、雑貨店が並んでいた。この寺の記念品、或いは蝋燭線香等の礼拝品を売っているのだろう。時間がないので、店を覗くこともせず、真っ直ぐ運転手の待ち合わせ場所に直行する。

4WDに乗れば、4-5分でバスの終点広場まで着くが、4WDを降りると丁度次のバスが市内に戻る処。その路線バスに飛び乗り、先刻来た道路を寧波市内に向かって戻る。バス代は僅かに3元。50円もしない。見覚えのある町並みを眺めながら凡そ30分、市内のバスセンターに到着する。このバスセンターが市内のどの辺りにあるのかはさっぱり分からないが、いずれにしてもそれ程大きな町ではない。端から端まで歩いたとしても1時間はかからないだろう。兎も角、人通りの多そうな、車の多そうな方向に向かって歩いて行くことにした。
 
 
 
 
循環バスに乗って寧波市内のバスターミナルに戻る。
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人口の多い国だから、バス便は良く発達している。
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近郊には各市町村へのバス便が出ている。地方の田舎町だから、見たことのない町村名だ。
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客待ちのミニタクシーが暇そうにしている。
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センターの外の通りは小奇麗に整備されている。
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