ちゃおチャオブログ

日々の連続

高幡不動尊参拝(1)五重塔。

今日はInaさんの新古車BMWの初試乗だ。

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山門は室町時代の建設で、重要文化財の指定を受けている。

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天気予報では東京地方はここ数日、火曜日までは雨続き、水曜から漸く晴れる、とのことだったが、案に相違して、土曜日は晴れて、晴れ間も見える。午後夕方近く天候が急変し、雷雨になったが、それまではほぼ晴天。日中雷雨に襲撃されたから、天気予報官の面目も少しは保たれたか・・。

 

土曜日の雨予想が晴れたので、今日の日曜日も予報では雨だが晴れを見越して、Inaさんと久しぶりに高幡不動へお参りに行く。自分ではコロナ前の3年程前、当時はまだ少しは歩けた山さんと3人でお参りに来たと思っていたが、Inaさんの話では、もう5年も前とのこと。毎日平々凡々の日々を過ごしていると、いつの間にか、あっという間に4-5年は過ぎてしまう。浦島太郎現象だ。

 

駐車場は満車に近い程入っている。前回来た時は、半分程度の空きがあったが、今日は空きスペースを探さなければならない程だ。コロナ禍で、遠出が出来ず、お寺参りにでも来ているのか。お祓いを受ける車も祈祷所前に何台か並んでいた。駐車場の車の割には境内の人影はそれ程多くない。目の前に五重塔が建っている。朱塗りの塔は神社の華やかさを思わせるが、ここはれっきとしたお寺で、真言宗の別格本山。高幡山金剛寺だ。関東三大不動尊のお寺でも有名である。昨日のように午後から又天気急変の恐れもある。余り時間を掛けずに、足早に境内を回り、お参りしよう。

 

境内の最も目に付く場所に五重塔が建っている。

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見た目は平安朝の美しい姿を見せているが、木造ではなく、鉄筋コンクリート造りで、地下は休憩所になっている。

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高さ45mで、今から40年ほど前の1980年の造営だ。

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7.15(木・晴れ昼雷雨)新暦お盆。東京コロナ1300人超。

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お盆の中日と言ったら8月16日が昔からの習わしになっていたが、戦後、旧暦をを使わないで、新暦が励行され、確か東京でも磨上のお盆は今日の7月15日になっていると思う。しかし、チラシ広告も、店の販売もお盆セールス、と言った話は余り出てきていない。いつの間にかお盆は又旧来の8月に戻ってしまったのか・・。政策的に文化、伝統を変えようとしても、人々は一時的に、表面上はそれに従うとしても、いつの間にか、又旧来の伝統に戻ってしまのか・・。余り街を歩かないが、町中でお坊さんの姿を見掛けるのも少なくなった。

スーパーに行くと、花のコーナーでは、確かにお盆の花とか、ほうずきなども置いてあって、いつも300円の花が、今日は380円に上がっていた。何が何だか分からないが、矢張り人々の心の中には今日もお盆、8月もお盆、と、2回お盆を迎えているのかも知れない。新暦と旧暦。お盆を祝い事とは言えないが、縁起、縁日が2回あるのは良いことかも知れない。お盆を2回迎えよう。

 

東京コロナ、日々感染拡大が続き、今日は1300人超。神奈川も400人超。インド株が蔓延してきて、足が速いのだ。今や、インド株の蔓延拡大とワクチン接種拡大との拡大競争。欧米、米英ではこの拡大競争、コロナよりも人が勝つ、と見込んで、ロックダウンを解除し、人々の自由行動、店舗の自由営業に舵を切っている。エイズコロナがそうであったように、いずれこの未知の新型コロナも、今コントロール下に置かれるだろう。今回の戦いは人の英知がコロナに勝った。米英はそれを先取りしている。日本の総理も威勢の良いバッハさんに代行してもらったら、コロナ対策も五輪も経済対策もっと上手くいくかも知れない。東証、続落。昨日よりも大きく300円以上下げる。コロナに負けている日本経済。

 

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7.14(水・晴れ雨)大谷不発。西村発言。

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驚いた。昨日の大リーグHRダービーで、大谷が1回戦敗退したが、昨日の毎日新聞夕刊には当方がブログに載せた全く同じタイトルで「大谷も人の子」初戦敗退、と記事を載せていた。まあ、読者も観戦者も大谷に対する期待がそれだけ大きかった、との裏返しの表現だったのだろう。気持ちの上ではもっと勝ち進んで欲しかった。

今日の大リーグオールスター戦、1番代打、その裏の先発投手は、大リーグ史上初めてのことで、大リーグ記録を作ったことは間違いないが、矢張り、ここでも2打席ノーヒットで、快音は聞こえなかった。歴史を作るほどに偉大な二刀流打者兼ピッチャーではあるが、観客もフアンも、大谷にはそれ以上のことを要望し、期待し、更に偉大な偉業を待ち望んでいたが、不発に終わった。ピッチャーで最速、勝利投手にはなっても、バットから火を噴くような快音と放物線を期待していた。

彼は「人の子」以前に「日本人」だったのだ。試合前の言動にはプレッシャーは全く感じさせられなかったが、矢張り日本人、平静に見えても心のどこかに気負いや衒いもあったのか・・。微妙なバランスの違いで、ヒットはでなかった。しかしそれでも偉大な選手で、日米、その他世界の野球フアンから、最大の賞賛、賛辞を受けるのは間違いない。不世出ではないかも知れないが、それに近い野球人だ。

 

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又昨日の社説には「宣言下の種類規制、脅しでは協力は得られない」との表題で、西村大臣の稚拙な方針を批判している。確かに自身がコロナ対策司令塔として、すべきことを棚にあげて、酒屋や銀行に圧力をかけるとは本末転倒ではないかと、世論から大きく反発され、大きな混乱を招いた。西村大臣もその能力がないのなら、自身進退を考えた方が良いだろう。

 

 

7.13(火・晴れ)オオタニ劇場ならず。

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Angels,天使のような大谷も矢張り人の子。ロボットマンでも無いし、機会人間でもない。物事は机上の計算通りには進まない。今日コロラドデンバー球場で行われたMLBホームランダービーで、運命の1発が出ず、1回戦で敗退した。球場に集まった5万人のファン、全米の多くのフアン、日本中のフアンも当然決勝に勝ち進み、Finalで雌雄を決すると期待し、予想していたが、大谷が人の子故に、思惑通り、計算通りにはならなかった。オオタニ劇場を期待していた多くの人に取っては、期待通りにはならなかった。どのAngel,どの天使が今回のシナリオを描いたか知らないが、シナリオ作家としては落第だ。ただまあ、見せ場を全く作らなかった訳でもなく、同点、22点で並び、1分間の延長戦も6点で並び、更に3本勝負の戦いに敗れた。相手の選手、Sotoの強運に祝意を表するのは当然で、大谷自身も彼を祝福していた。

 

大谷が今日のHRダービーで残念な結果に終わったが、大谷のバターボックスもさることながら、5万人収容のこのデンバー球場、満員の観客が延長戦の際にはほぼ全員が立ち上がって、大応援。勿論マスク姿など誰もいない。コロラド州の感染レベルは知らないが、米国全体で言えば、日本の100倍以上の感染者を出していて、死者も膨大だ。にも拘わらずこの大観衆と大応援。人々もMLBも州政府も、コロナの事など全く気に掛けていない。これだけの大観衆が集まり、大声を出せば、当然感染者は増加するだろうが、ただそれは彼等に取っては計算内のことか・・。

一昨日はロンドンウエンブリーで欧州サッカーチャンピオンシップが戦われ、イタリアチームが50数年ぶりに優勝した。この6万人収容のウエンブリー競技場に6万人の観客が集まり、決勝戦、延長戦、PK戦を大歓声で応援した。英国も米国同様に感染爆発国。しかし全く規制していない。この大胆さ。彼等は理解している。Open Airの球場内では、感染リスクは限られると。だから収容人員の最大限を入れて、大歓声を出しても、感染は限られると。彼等は、経験から学んでいるのだ。日本は全く学ばない。野球にしても相撲にしても既に沢山の観客を入れて試合が行われているが、その結果、クラスターが出たとのニュースは聞いていない。1年半前、このコロナが日本に上陸した最初の頃、埼玉アリーナでの数千人を集めてのイベントが行われ、政府も専門家もみんなも大合唱で中止を求めたが、イベントは強硬された。その結果、クラスターが出たとのニュースは聞いていない。日本の学者先生方は、外国のこうした状況、国内の試合、等々をどうして検証しないのか。しかと検証すれば、こうした場での感染は限られると分かる筈だ。

源平合戦の折り、鎌倉を打つべく東上した平家軍は富士川、黄瀬川の川向こうで、飛び立つ水鳥の羽音に驚き、おののき、戦わずして京へ引き返したが、今の国民、政府のやり方を見ていると、全くこの鳥の羽音に驚き逃げ惑う平家と同じ姿にダブって見える。

五輪開催まで残り2週間。今更また有観客に変更することは無理かも知れないが、途中からでも総理の大英断が行われれば、少なからぬ国民は大いに評価するだろう。

 

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石垣再訪(41)旅の終了、成田到着。

房総の田園地帯を抜けて成田に下降する。前方の湖は印旛沼か・・。

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段丘上の田んぼにも水が張られている。

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ああ、高速道も見えてきた。東関東か・・。

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この造成地はなんだろう・・。工業団地か流通倉庫か住宅か・・

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長いような短いような3泊4日、石垣の旅は終了した。何から何までお膳立てされたパックのツアーではなく、カスタマイズされた自分だけの気ままな旅。が、台風2号の影響で、その気儘さも多少は制限されたが、2か月前と今回の2度の立て続けの旅、石垣が随分身近なものに感じられるようになった。

 

茨城、稲敷の田園地帯を上空を飛び、成田空港へは北からの進入だ。風向きの関係もあって、機は空港を迂回するように大きく銚子沖まで出て、鹿島上空、利根川を横切って着陸態勢に入った。前回は富士山の真上を飛び、今回は鹿島灘上空を飛び、この2回の飛行で随分珍しいコースを飛ぶことが出来た。

 

ここ数年、外国旅行もめっきり減って、この空港を利用する機会もめっきり減った。今回のようにLCCでの国内飛行に限られてきたようだ。この空港が出来てもう半世紀にはなるか・・。成田闘争三里塚紛争はもう既に遠い昔の話になった。だが、半世紀経った今も空港内には当時の反対運動の象徴、団結小屋が1軒だけポツンと滑走路の端に残されている。もう何十年の前から同じ場所に広大な滑走路の中に人家が建っている。樹木の高度制限はあるだろうが、心なし、緑の茂みは厚みを増している。

 

日本は平和な国だ。バカじゃないかと思える程に平和な国だ。法律の詳しい事情は分からないが、ダダを捏ねているような駄々っ子をいつまでも暖かく見守っている。強権が発動できない国日本、いや待て、化石のような遺物をいつまでも大事にする老大国日本。どちらの日本が正しく、住みやすいのかは自分には分からないが、そのその団結小屋が大きな庭の庭石のように不動に居座っている前をピーチ機はスーッと通り抜け、第三ターミナルに到着した。
                            End

 

Soft Landing!

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今度も又、良い旅だった。

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ああ、団結小屋の樹木も随分勢いが良くなった。・・これももう半世紀・・。

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3泊4日、石垣の旅を了えた。

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7.12(月・晴/曇/雨)4度目の緊急事態。

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今日から東京は又緊急事態。と言っても、制限されるのは飲食店、飲み屋位だが・・。誰も彼も飲食店を目の敵にして、ここが最大の感染源、と指摘しているが、彼等は誰もその具体的証拠、数字は出していない。観念的に「飲食店が悪い。だから飲ませるな!」と言った、幼児の発想だ。医学者、科学者的な説得力はどこにもない。諮問を受けた菅総理は、そうした根拠希薄な主張には一笑して相手にすべきではないが、国民の多くがマスコミや野党のそうした意見に流され、一緒になって大合唱。人気取りの政治家には、カエルの鳴き声が大きく響いてくるのだろう。

前々から知られているように、しっかりした感染防止の対策を取っている飲食店には休業、時間制限等の何らの規制もしないで、上手に運営されている山梨県の例もあり、都県知事ももっと知恵を出して、皆が困らない方策を打ち出すべきなのに、最も安易な飲食店の閉鎖に動いている。それは政策ではないし、幼児の対応だ。最も悪いのは、司令塔の西村大臣で、有ろうことか、銀行、酒卸まで巻き込んで、酒の流通を止めようとしている。酒屋、飲み屋が、そんなに国民の敵か! マンボウの間、店を閉じないで通常営業していた飲食店も何店もあったようだが、そうした店からクラスターが発生した、とのニュースは知らない。根拠のはっきりしないRumorを社会に流布し、人々を信じ込ませ、人々をその方向に導こうとする。明らかな犯罪だ。今の日本はそうはなっていないのか。飲食店が原因とするなら、その根拠を明らかにし、示し、その上で、営業禁止の規制を掛けるべきだ。

菅総理指導力にも少しがっかりさせられた。五輪の無観客試合! どこからこんな発想がでてきたのか・・・、当初の観客半分、最大1万人等々の規制策はいつの間にか、消えてしまって、大分情けない国になってしまった。こんな状態で秋の総選挙を戦っても、国民は付いては来ない。

 

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7.11(日・晴れ/雷雨)高幡不動。夕刻雷雨。

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午前、Inaさんの新車、BMWのオープンカーで高幡不動へ。3年ぶりかと思っていたが、Inaさんの話ではもう5年にはなるだろうと。当時はまだ山さんもどっこいどっこいで、お寺の裏山も登ることができた。天気予報では今日も雨とのことだったが、雨にはならず、昼頃からは晴れ間も出てくる。こんな予報か、裏山に登る人は少なく、ほんの2‐3人に出会っただけ。丁度アジサイの季節で、斜面のあちこちにアジサイが咲いていた。裏山は88ケ寺ミニ霊場になっていて、一人の中年女性が一つ一つの石仏にお参りをしていた。

ここ高幡不動は、関東三大不動尊のお寺。丈六の不動尊にお参りする。脇侍がせいたか童子とこんがら童子。これも又久し振りに見た。

午後から雨との予報で、早めに引き上げ、途中和光に寄って、刺身、ホヤ、ニシンなど買って帰る。早目のお風呂で、暫くして急に雷雨になる。雪見酒ならに真夏の電酒。これも又乙なものだ。さあ、明日から又修羅場が始まる。野となれ、山となれ。

 

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