ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(146)玉佛禅寺へ。

上海駅前の街並み。玉佛禅寺へ歩いて行こうと思ったが、場所が分からずタクシーで向かった。
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玉佛禅寺近くの街並み。
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上海の古寺、玉佛禅寺にやってきた。
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境内の案内図。
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中国風の長い線香、太いロウソクに火を付けている。
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さて、上海最後の1日をどこでどのように過ごそうか・・。上海には元々歴史的建造物は少なく、今までの旅行で、華南、江南地方を回る際には、上海を中国出入国口の窓口都市として位置づけ、この街を素通りして、近隣の歴史的都市を訪問するのが常だった。、今日は少し時間もあって、ゆっくりできる。上海に何回か来てもまだ見ていない場所は多々ある。今日はこれからこの上海駅近くにある「玉佛禅寺」に行って見よう。

中国3000年の歴史の中で、上海の名前が歴史上に登場するのはほんの数百年前からに過ぎない。この周辺の例えば戦国時代の呉越同舟の呉の蘇州、越の紹興などが2500年以上前から歴史に登場しているのと比べたら、ほんの出来立ての都市に過ぎない。元々は長江河口付近の泥沢地、中洲のような土地で、人が住むのには適していなかったが、前世紀、特にアヘン戦争以降、西欧列強が黄埔江に面したこの土地を租借と言う形で植民地にして以降、急速に発展し、今では中国を代表する大都市となっている。

そういう事で他の周辺都市と比べたら歴史的魅力には乏しいが、戦前の国際自由都市の時代を含め、ここ数百年の見事な経済発展はこの街に富の蓄積をもたらし、歴史は浅いとしても今ではこの街にも中国を代表する有名大寺も幾つか存在している。その内の一つが「玉佛禅寺」で、確かに見る価値のある寺に違いない。上海駅から近いと言っても、場所がどこか分からない。どの道、基本料金の範囲内だから、タクシーで行くことにした。
 
 
 
 
境内には裕福なお寺らしく金ぴかの仏像が何体も安置されていた.
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玉佛はどれだろう・・
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熱心にお祈りしている上海の仏教徒
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これは又この寺にゆかりのある縁者だろうか・・
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いやいや沢山の縁者だ。
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ああ、観音様だ
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