二階さんではないが、ほんのちょっとした言葉使い、言い方でもって総理も大上段に平謝りし、今村復興相を即座に解任。そこまでやらなくても、思うのだが、身内の首を取って意気揚々。
本来彼はこんな言葉尻で首にされたら可哀そうだ。本来なら彼は２か月前の記者会見の場での暴言、大臣にあるまじき居丈高の態度を咎めるべきであって、あの情景は一発で退場、Ｒｅｄ Ｃａｒｄの振る舞いだ。それをかばいながら、今回はほんのちょっとした言い回しを咎められ、即首になった。それも二階派パーテイの場での身内の中での発言なのだから、大目に見てやってもよそうなものだが、可哀そうに彼は血祭りに挙げられた。こうした状況を待っていられたようだ。
彼が辞任するのは当然としても、本来なら、こんな言葉尻の問題ではなく、国会の場で、訳の分からない答弁を繰り返す金田法相とか平然と嘘の答弁を繰り返す稲田防衛相が先に辞任すべきなのだが、相変わらず温存されている。今村の辞任は、この二人を温存するための犠牲だった、とは言いたくないが・・。
兎も角、内閣が次に改造する際には、この二人を意の一番に挿げ替えなくてはならないだろう。
民主党政権と言ったらもう随分昔の話のように思えるが、まだ４年前だ。羽田内閣の法相、鳩山・菅内閣の国家公安委員長を歴任した中井洽氏が死去。７４歳。胃癌とのことだが、今の胃癌は大半手術で治る病気になってきたが、手遅れだったのか。
１２年の総選挙で引退したというから、当時はまだ７０前だ。それから５年間、どこで何をしていたのか知らないが、代議士を辞めればタダの人。人間ドックなどもしっかり受けていなかったのか・・。あのふくよかな丸顔が思い出されるが、７４歳では、いかにも早い。
